万里さんの公開ページ 復刊投票コメント一覧
復刊リクエスト投票
つりたくにこについては、最近、イタリアの批評家パオロ・ラ・マルカ氏が、近藤ようこ著「妻の持参金」(2019年 ココニノ・プレス刊)に付した「ガロの女たち」という非常に簡にして要をえた(未読であるはずの)海外の読者への紹介を読んだ。だが国内で、その作品に接するのは、むずかしい。本末転倒ではないか。作品集として「フライト」が出ている(2010年)し、以前、未発表作品集として「彼方へ」(2001年)や、「北斗七星と海蛇」(1988年)はあるのだが、一番、スタンダードな作品集であろう「六の宮姫子の悲劇」(1979年)が、手軽に手には入らない。是非復刻してほしい。
2026/03/24
ナチス研究では、参考図書として必ず引用されながら、現物がない、というのは異状だと思われる。マイナーな分野ならともかく、昨今のナチス熱はただ事ではない。「我が闘争」が角川文庫に落ちたのであれば、これらのナチスが政権をとるにいたる経過、またその後の反ユダヤ主義なども含めて、ヒトラー政権下でドイツ民衆がいかなる知見を得ていたか、というのは、いつでも参照可能でなければ、ナチス研究も不完全にならざるをえないだろう。
図書館を探せばある(また古書肆でも高価だがある)が、是非、商業出版による復刊を切望するものである。
2007/09/05