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この「現代柔侠伝」で舞台は太平洋戦争に突入する。ゼロ戦や、当時の兵器が緻密な筆致で描かれ、戦争マンガとしても傑作だった。単純な反戦作品になっていないこともよかった。
2002/09/07
当時アイドルだった風吹ジュンの似顔で登場した「茜」というキャラクターが人気をさらったのを覚えている。たしかウイスキーのグラスのキャラクターになったのじゃないかな?
NHKはなんでこの「柔侠伝」シリーズを大河ドラマにしないんだろう。なにしろ明治から昭和まで5代にわたる血脈ドラマに当時の政治情勢がからむ壮大なストーリーは、絶対大河ドラマになりうる素材だと思うんだけどなあ。
昭和史の断面を、コミックでこんなに詳細に再現することはできるとは、というのが当時読んだときの驚きです。ともかくキャラクターもそうなんだけど、緻密な背景画も魅力。
ダンガーといえばエリケーニッヒ・ダンガー! おそらくコミック史上もっとも冷酷な悪役といっていいだろう。「エリート」とともにぜひ読みたい作品のひとつ。
原作者の平井和正は当時をふりかえって、この作品がのちの「ウルフガイ」シリーズにつながったと語っている。主人公の「リープ」の造形が当時テレビ・シリーズの「名犬ロンドン」から影響されたという。そういえば「名犬ロンドン」も「リープ」もシェパードだもんな。
桑田次郎と平井和正のコンビによる少年コミックとしては傑作!当時としては結構ハードな設定だった。この作品でエリートという言葉を知った。たしか自分の子供に「英理人」という名前をつけた人がいたんじゃないかな? もちろん、エリートと読む。
まだ小学生のころみかけた本だった。当時、これはオトナの本だと思って興味はあったんだけど手にとることはなかったのが悔やまれる。ほかの桑田二郎の作品も復刊希望!
古本屋をまわって、ようやく4冊見つけたけど、4巻だけが見つからない・・・。4巻がないため、いまだに通して読めないのがつらい!
2002/07/03
もしも完全なヴァーチャル・リアリティのゲームが現実のものとなったら、この作品のような問題がおきるのでは? ともかく石川英輔の作品には、社会へのリアルスティックな視点があって、そこがはまってしまう。
この作品をはじめて読んだころは、まったくの空想と思っていたが、いまは現実がフィクションにおいつきある。もしかしたら「プロジェクト・ゼロ」みたいなこともありかも。