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黒よりも黒い煤色のマントの拷問者組合員セヴィリアン、白銀の流麗なる名剣テルミヌス・エスト、赤銅色の衰えた太陽と緑色の月、中世的な世界に点在する高度な技術文明の痕跡。
年老いた惑星ウールスに「新しき太陽」は到来するのか。
あまりにも魅力的過ぎるガジェットに綿密に張り巡らされた伏線、激しく心を掴んで離さない力強い物語。
壮大かつ精密な小説で、「SFが文学たり得るか」という問に対する最良の解答になっていると思う。
ところで、この小説は007シリーズ並に暴力とセックスと悪趣味なユーモアが詰まっていて実はサービス満点なのではなかろうか。
2003/11/08