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復刊リクエスト投票
本書は、古代シリアの都市ウガリトで伝えられたバアル神話を日本語でたどることのできる、きわめて貴重な一冊である。バアルと海神ヤムとの対決、死を司るモトとの 戦いを通し、古代西セム世界の宗教観・王権観・自然観が生き生きと浮かび上がる。本書の魅力は、単なる「神話の紹介」にとどまらず、旧約聖書の背景を考えるうえでも豊かな示唆を与えてくれる点にある。レビヤタンや神々の会議、嵐の神の表象など、聖書との比較に通じる論点も多く、古代西アジア研究・聖書学・比較神話学の入門としても有益である。日本語でこうした内容に正面から触れられる書物は決して多くない。だからこそ本書は、研究者志望の学生から一般の読書人にまで開かれた、復刊に値する書籍である。
2026/03/31
本書は、古代シリアの都市ウガリトで伝えられたバアル神話を日本語でたどることのできる、きわめて貴重な一冊である。バアルと海神ヤムとの対決、死を司るモトとの 戦いを通し、古代西セム世界の宗教観・王権観・自然観が生き生きと浮かび上がる。本書の魅力は、単なる「神話の紹介」にとどまらず、旧約聖書の背景を考えるうえでも豊かな示唆を与えてくれる点にある。レビヤタンや神々の会議、嵐の神の表象など、聖書との比較に通じる論点も多く、古代西アジア研究・聖書学・比較神話学の入門としても有益である。日本語でこうした内容に正面から触れられる書物は決して多くない。だからこそ本書は、研究者志望の学生から一般の読書人にまで開かれた、復刊に値する書籍である。
2026/03/31