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カール・マルクス フリードリッヒ・エンゲルス
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社会主義崩壊後、マルクス主義に対する評価は失墜したが、資本主義の矛盾を追及する理論的な枠組まで否定されるべきではない。そうはいうものの、ハーバマス『イデオロギーとしての科学と技術』において、労働と相互行為という概念上の峻別により、労働による自己形成過程を理論的に根拠づけることは、一層困難なものになったといえる。だが後期資本主義においてもなお労働に、自己形成の契機を認めようとする欲求はますます高まっているといえるだろう。今一度マルクスに還帰することにより、晩期資本主義における労働の自己形成過程を蘇らせる理論的な準拠枠組を探求したい。

2006/01/28