9 票
著者 | 高峯一愚 |
---|---|
出版社 | 論創社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784846002800 |
登録日 | 2007/07/28 |
リクエストNo. | 39349 |
リクエスト内容
河出書房新社「世界の大思想」シリーズでカントの『純粋理性批判』を翻訳した高峯一愚氏による解説書。
「“ですます”調の『純粋理性批判』を目指した」と著者が述べた通り読みやすく、現在の観点からも見ても岩崎武雄『カント「純粋理性批判」の研究』(勁草書房)とならぶ日本人による『純粋理性批判』解説書の定番といっても過言ではありません。
高峯訳『純粋理性批判』の副読本としておすすめです。
投票コメント
全9件
-
哲学史から見ると、カントの果たした役割や業績は大きい。カント以後では、多かれ少なかれ、カントの考え方を踏まえての議論が為されていることがその理由である。GOOD!2
中世の哲学は神学寄りなので一旦脇に置くとして、哲学の力点は、古代(つまりミレトス学派からソクラテス、プラトン、アリストテレス)とデカルト、カント、ヘーゲルと続いていく。その意味で哲学史の大きな柱であると私は考えている。ある脳科学者はカントの思考体系を駆使しながら大胆な論考を試みていた。今だにカントが色褪せない論拠であろう。
何より、カントの魅力をわかりやすく高峯氏は論じてくださる。
カント講義も復刊された今、改めてカントが注目されている。 (2023/02/21) -
カント哲学の重要性は増しており、その名著である本書の復刊の意義も強いと思うからです。 (2020/11/01)GOOD!2
-
日本人による『純粋理性批判』解説の最高峰です。いぜん所持していましたが手放してしまったので読み直したいです。 (2020/05/18)GOOD!1
-
カント解説の最高峰との呼び声高い名著です。仄聞するところでは、この本を片手に新人の非常勤講師はカントを解説するとか。 (2020/05/16)GOOD!1
-
哲学に関する本は、良い本に巡り会うのがなかなか難しいため、GOOD!1
(やたら難解か、簡単にしようとしすぎて薄っぺらくなるかに傾く場合が非常に多い。)名著と言われる本書の復刊を希望します。 (2009/11/27)
読後レビュー
NEWS
-
2007/07/28
『カント純粋理性批判入門』(高峯一愚)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
まなぶん