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オッカム『大論理学』註解 全5巻

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著者 オッカム 著 渋谷克美 訳注
出版社 創文社
ジャンル 専門書
ISBNコード 9784423171103 9784423171202 9784423171301 9784423171370 9784423171417
登録日 2023/02/19
リクエストNo. 74206

リクエスト内容

中世哲学研究のみならず現代哲学や古代哲学研究にとっても第一級の原典を、正確な訳文にくわえ古代哲学とスコラ哲学、同時代の影響関係などを踏まえた詳細な註を付して、世界でも初めての完全な現代語訳として提供する。

第1巻:
中世哲学の場から古代へ更には現代へと新たな光を放つ画期的訳業の冒頭を飾る本巻は、具象語と抽象語、概念、類と種、実体と質量など言葉・普遍・範疇について論じる第1部43章までを収める。

第2巻:
中世哲学の場から古代へ更には現代へと新たな光を放つ画期的訳業の第2巻は、実体や質および量といった範疇の問題(第44―62章)、さらに中世論理学独自の分野である代示の理論(第63―77章)を収め、ここに第1部「語について」が完結した。

第3巻:
本巻では定言命題の真理条件、様々な命題の換位、そして複合命題について論じられる。アリストテレス『命題論』での四つの様相に新たな概念を加え、更に様相を言表様相と事象様相に区分したことなど、現代の言語哲学における最大の論争点がここに発端する。

第4巻:
本巻の第3部―1、2はアリストテレスの『分析論前書』『分析論後書』に対応し、第3部―1では三段論法全般について、第3部―2では厳密な意味での知を生じさせる論証的三段論法について論じられる。中世哲学の場から古代へ更には現代へと新たな光を放つ画期的訳業。

第5巻:
本巻の第3部‐3はアリストテレス『トピカ』に対応し、推論の区分、討論における拘束に関する諸規則、解決困難な命題いわゆる嘘つきのパラドックスについて論じられる。また第3部‐4は『詭弁論駁論』に対応する。とくに世界初訳の本巻は、国内外で待望の刊行である。

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投票コメント

全2件

  • オッカムはアリストテレス以後最大の論理学者であり「オッカムの剃刀」で知られています。しかし私を含め彼の著作を読んだ人間は少ないでしょう。
    世界でも類を見ない訳業であり、何よりも西洋論理学の理解に不可欠です。復刊を望みます。
    なお復刊の際は廉価版を出していただけると助かります。 (2023/02/19)
    GOOD!1
  • トマス神学大全の文庫化に続いてオッカム大論理学も手に取りやすくなってほしい (2023/04/08)
    GOOD!0

読後レビュー

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NEWS

  • 2023/02/19
    『オッカム『大論理学』註解 全5巻』(オッカム 著 渋谷克美 訳注)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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