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著者 | 長崎源之助 |
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出版社 | 偕成社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
登録日 | 2013/11/18 |
リクエストNo. | 58845 |
リクエスト内容
集団疎開を題材にした絵本です。
表紙・裏より引用
「太平洋戦争が日本の敗戦でおわったのは、もう三十年以上もまえのことです。しかし、私のなかには、あの戦中、戦後の苦しさは、まだきのうのことのようにはっきりのこっています。おそらく戦争をくぐりぬけてきたほとんどの人たちが、そうだとおもいます。戦争に勝つために、勝つためにと、私たちは、あらゆる忍耐を強(し)いられました。すべての自由をうばわれました。敵を憎むことと、死の美学をおしえられました。しかし、戦争がおわって、焼けあとから草の芽がもえだしたとき、生きるということはすばらしいなとおもいました。自由はいいなと感じました。戦争は愚かなものです。それは勝った国にもいえることです。自分のいのちが大切なように、他人のいのちも大切にしたいものです。平和について、現代の子どもたちといっしょに考えていきたい、そんな気持ちで書きました。」
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2013/11/18
『大もりいっちょう』(長崎源之助)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ハンス