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著者 | ヤーコブ・ブルクハルト著 新井靖一訳 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480084507 9784480084514 9784480084521 9784480084538 9784480084545 9784480084552 9784480084569 9784480084576 9784480084583 9784480855787 9784480857019 9784480857026 9784480857033 9784480857040 |
登録日 | 2011/04/22 |
リクエストNo. | 53238 |
リクエスト内容
西欧の知的源泉であるギリシア世界を総合的に捉えようとした畢生の大著。厳しく率直な人間観、深い洞察力と広い視野により歴史の真実を究める。
第1巻:古代ギリシアの創造物に鋭い考察を加えた文化史の古典の冒頭。ギリシア人とその神話、ポリスとそこで展開された僭主制や民主制について語る。
第2巻:各ポリスは終始戦いに明け暮れていた。にもかかわらず保ちえたギリシアの国民的統一の根拠を説き、ギリシア人の神々と祭祀の姿に迫る。
第3巻:神託や占いの世界に言及し、妬みや死などをめぐるギリシア人の生観念の特異性を明らかにする。そして、造形芸術が誕生する過程をときあかす。
第4巻:他の民族、他の時代に対するギリシア人の優越性は、芸術、とくに詩歌のジャンルにこそ現れている。ホメロスから悲劇、喜劇までを通観する一巻。
第5巻:ギリシア的生の本領としての哲学は、いかにして生まれ発展したのか。本巻に至り、国家、宗教、文化の叙述が一堂に会し、文化史の精髄が現れる。
第6巻:ギリシア的なものは、いかにしてヘレニズム期へ、またローマへと転移していったのか。ヨーロッパ中世、ルネサンスをも視野に入れて展望する。
第7巻:輝やかしいギリシア世界に翳りが見え始めた前五世紀。倫理性も詩歌も衰微を余儀なくされる。アレクサンドロス大王の出現をまつ二世紀を描く。
第8巻:一切が衰退に向かうなか、マケドニアにアレクサンドロス大王が現れる。こうして、ギリシア精神は連続性を保ち、後世へと至る。
(以上、筑摩書房ホームページより)
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読後レビュー
NEWS
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2011/04/22
『ギリシア文化史(ちくま学芸文庫)全8巻』(ヤーコブ・ブルクハルト著 新井靖一訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ダミアン