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著者 | セーレン・キルケゴール 桝田啓三郎訳注 |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480084378 |
登録日 | 2006/01/31 |
リクエストNo. | 32458 |
リクエスト内容
1841年8月11日、キルケゴールは最愛の婚約者レギーネとの婚約解消を表明し、二カ月後の10月11日、それを実行する。愛するがゆえの婚約破棄という不可解な行動の14日後、キルケゴールは『あれか―これか』完成のためにベルリンへと旅立った―。無邪気な少女を誘惑し、結婚を約束し、そのあと別れの言葉も告げずに棄ててしまう過程を、著者自身の体験をもとに日記体で綴る。美的に生きるか、それとも倫理的・宗教的に生きるかの選択を追求する大作。デンマーク語原典から訳出し、詳細をきわめる訳注を付した。(「Book」データベースより)
投票コメント
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この本はまるで一冊の本の中に訳書と解説書が一緒になっているようなものであり、深い理解が得られると思います。『誘惑者の日記』は他の出版社からも出ていますが、桝田啓三郎氏の詳細な訳注のついた本書をぜひ読みたいと思います。 (2007/06/18)GOOD!2
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自身の生き方と思想が不可分なキルケゴールに於いて、レギーネ・オルセンとの婚約破棄は、その生い立ちからくる神への畏れと信仰という選択をもたらした。キルケゴール自身の内面の葛藤を、「誘惑者」という仮面を透かして探る、キルケゴール研究必読の書。 (2006/02/08)GOOD!2
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桝田啓三郎の訳と注で読みたい。あと同じく筑摩の『キルケゴール全集』にある『おそれとおののき』も文庫で出たらいいなぁ・・・ (2008/10/26)GOOD!1
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研究する学生にとって非常に有益であるから (2008/03/04)GOOD!1
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旧約聖書の知識がないと面白みがわかりにくいかもしれないが良書だと思う。初心者には聖書と平行して読んでいただきたい。 (2006/02/10)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2006/01/31
『誘惑者の日記(ちくま学芸文庫版)』(セーレン・キルケゴール 桝田啓三郎訳注)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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