10 票
著者 | 武井博、赤星亮衛 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784061190283 |
登録日 | 2005/08/11 |
リクエストNo. | 30200 |
リクエスト内容
食べ物を犬族と猫族に奪われ続けていたモグラ族。あるとき、モグラ族は食べ物を犬・猫族から守るべく立ち向かう決心をする。
モグラたちは、様々に知恵を絞り犬・猫族と戦うが、彼らも負けてはいない。これまで奴隷のように扱っていたモグラ族の反乱に、結託して襲いかかる。かれらの激しい戦いに、あまりに失うものが大きすぎて・・・。
南の島を舞台に繰り広げられる、笑いと感動の物語です。
投票コメント
全10件
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2023年に同タイトルの劇を観覧しました。何度も思い出しては感動を反芻しています、すばらしい劇でした。パンフレットで原作へ言及もされていて、原作を読みたいと探したら絶版で、数少ない中古の本もかなり高額で購入できません。劇のあの部分、原作はどう描かれているのか?などなど、読みたくて仕方ありません。 (2023/10/27)GOOD!1
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小学生の頃、2、3時間かけて読み、泣きながら読み終えた記憶がありました。権力の横暴、リアルな戦争描写、暴力を暴力で解決しようとする不毛さにショックを受けましたが、モグラたちの考え続ける粘り強さ、罪を赦す寛容性、未来に目を向け悪循環を断ち切る勇気もまた強く心に残りました。GOOD!1
最近そのことを思い出し、古本で入手しました。30分で読み終えましたが、やはり読後の悲しさは数十年経った今でも変わりませんでした。
本作品は「全国学校図書館協議会選定図書」「日本子どもの本研究会選定図書」であり、反戦童話の金字塔の一つだったのに、なぜ絶版になってしまったのでしょうか。
近年戦争や暴力が勇ましいイメージで語られることが多くなってきたように感じます。
再びこの本が子どもたちに広く読まれることを願って復刊を希望いたします。 (2016/08/04) -
小学生のときに読んで衝撃を受けた本です。ながらく忘れていましたが、ガンバとカワウソが戦う『冒険者たち』と記憶が混ざってしまい、あの衝撃をもう一度味わおうと『冒険者たち』を手にしたのですが「あれ?これじゃなかった…」と気づき、必死で記憶の糸をたぐりよせ、見つけたのがこの本です。「モグラ 児童文学」でグーグル検索してヒットしたのはいいのですが絶版!古書店で見つけて読みましたが、大人になった今読んでもこの本の持つ力は少しも色あせずに迫ってきました。多くの子どもに読んでほしいのでリクエストします!登場する動物たちの名前がステキです! (2008/11/16)GOOD!1
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小学校の頃、図書館に所蔵してあるのを、友人たちと一緒に呼んで、笑ったり、泣いたりしたのを覚えています。年を経ても忘れられず、自分で読みたい気持ちもさることながら、ぜひ周りの子供たちにも呼んでほしいと思いリクエストしました。 (2005/08/11)GOOD!1
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作曲家、阿部海太郎さんの講演を聴き、この本と演劇のことを知りました。ぜひ読みたい、子ども達に手にとってほしいし、世界で戦争が次々起きている今、本の形で復刊させたいと思いました。 (2023/11/22)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2023/11/22
『モグラが三千あつまって』が10票に到達しました。 -
2005/08/11
『モグラが三千あつまって』(武井博、赤星亮衛)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
ゆうこ