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復刊投票コメント一覧(人気順)

スピンはめぐる 成熟期の量子力学

投票コメント

全91件

  • 量子力学が建設されていく様をあれだけ見事に記述した本は非常に少ないと思います。特に最近では何でも”入門書”が幅を利かせているような気がします。一般に天才物理学者と言われる人たちでも未知の世界の物理法則を発見していく過程は非常に泥臭い作業であり、今日私たちが学ぶ”きれいな”物理学の表面には表れてこないものがあります。特に量子力学の登場はそれ以前の古典物理学が記述する世界観を大きく覆すようなパラダイム転換を人類が迫られた出来事です。「スピンはめぐる」は量子力学が発展していく様を描きつつ、パラダイム転換を迫られた天才たちがそのときどのように考えたのかを明確に記述しています。この本は量子力学の建設期の貴重な資料となるばかりではなく、”知”の拡大現場(大げさですが、つまりは研究現場です)の雰囲気がダイレクトに感じられる本です。このような価値のある本が絶版状態になっていることはこの国の文化にとって非常にマイナスであると感じ、ここに復刊を強く望みます。 (2007/08/27)
    GOOD!1
  • 退屈な日常に思いがけない感動と喜びを与えてくれた名著。

    これが手元に置いておくことができないなんて、
    あまりにも悲しい。

    日本の知の遺産を守るという意味でも、
    物理に興味がある人もない人も、
    臆せずに、どんどん投票してください。
    ぜひ復刊させましょう。 (2006/10/14)
    GOOD!1
  • とりあえず、英語の本を読むことにしました。但し、日本人である私が何故日本が生んだ至宝とも言うべき朝永先生の原著を英語で読まなければならないのか。悲しい限りです。文化的にも日本は米国の植民地になりつつあるのでしょうか。 (2006/05/27)
    GOOD!1
  • 大学の教官が薦めていましたが,絶版となった今,残念ながら図書館以外ではお目に掛かれません.スピンをめぐって昔の天才物理学者たちがいかに苦心惨憺し,そして最終的な理論を確立していったかを,歴史に沿って説明してくれる名著だと思います. (2005/05/21)
    GOOD!1
  • 大学3年の頃読んだときはちんぷんかんぷんでした。
    大学院で3年間物性物理をやった後、
    再び読んでみたところ、おもしろくておもしろくて。

    暖かい語り口で、スピンという概念が生まれて定式化される様
    が示されているのですが、
    現在の物性物理を理解するのに欠かせない概念の、
    一番大事なところが伝わってきます。
    是非復刊を希望致します。 (2005/02/03)
    GOOD!1
  • 専門書ですから、読もうという人は物理学関連分野の(新旧)学生でしょう。しかし絶版からこれまでに、この本を必要とする学生の数は累積している筈です。従って同書の潜在的購読希望者数は、かなりの数に上ると思います。
    私も購読希望者の一人として、是非とも復刊を望みます。 (2005/01/20)
    GOOD!1
  • 朝永先生の量子力学1,2,補巻は今も教科書として出ているし、授業やゼミで使われて
    いると思う。手記などは以前から文庫に入っていたり、新しい全集に入ったりしてい
    る。この「スピンはめぐる」だけは図書館にしかなく、私の見た事のある本は非常に
    ボロボロでした。最近英訳もでたほど現在にも通用する内容であるし、物理の基礎の

    教科書として、ぜひ手元で読みたい。 (2004/06/13)
    GOOD!1
  • この本は、ノーベル物理学賞に輝く朝永振一郎氏による本です。
    量子力学の黎明期に自らがその建設の一端を担った氏による、
    非常に貴重な著書です。特にスピンに関して書かれている所は
    物理専門家のみならず、すべての科学者が一読に値するものです。
    このような、貴重な本がいまでは英訳版しか出ておらず、日本語で読めないことは非常に残念です。 (2004/02/22)
    GOOD!1
  • この本を読むことができるというだけで、物理を学んでよかったと思える、そんな本です。もうずっと本棚の特別な位置を占めています。
    ずいぶんと読み返してはいないのでほとんど本書の内容は覚えていませんが、感動とわくわく感はいまだに覚えています。
    一般向けの部類の書籍ですが、量子力学を系統的に学んでないと理解するのは難しいでしょう。

    本書が、英訳でしか手に入らないというのは多くの物理学徒にとって損失です。 (2004/01/28)
    GOOD!1
  • 量子力学や原子核物理で何気なく使う
    「スピン」という単語、あまり意味を知らずに
    使っている学生さんたちが多いのではないでしょうか。
    決して簡単な内容ではないが、物理を学ぶ学生には
    是非とも一回は読んでもらいたい本です。
    このような本が図書館でしか目にかかれないのは
    さびしい限りです。 (2003/12/05)
    GOOD!1
  • この本は現在翻訳されて、英語で全世界の人が読めるように
    なっている。しかし、朝永の「名調子」を日本語で読めない
    のは悲しすぎる。朝永の「量子力学」も名著だが、この本は
    もっとインフォーマルな感じで、いろいろなエピソードを
    交え、読んでいて楽しい本だ。朝永の心地好い日本語で味わっ
    てもらいたい本です。 (2003/08/17)
    GOOD!1
  • 朝永振一郎氏の語り口がすきです。
    この本はどのようにスピンという概念が生まれ、受け入れられて
    いったかの歴史を物語るものです。
    ただ単に量子力学について知りたいとかスピンについて知りたい
    という人にとってこの本は、教科書としてより含蓄の深い読み物
    として優れていると思います。
    また将来研究者になりたいと思っている人にとっても有益ではな
    いかと思います。
    そこには、一流の物理学者達が試行錯誤し、議論を交わしあって
    当時の最先端の物理学が発展していく様子がリアルに描かれてい
    るからです。
    大学の図書館で読めることは読めるのですが,
    是非手元におきたいので復刊してほしいです. (2003/05/17)
    GOOD!1
  • 物理学は苦手だったのですが、朝永さんの本を読んで、もっとこの世界を知りたいと思いました。
    そして、みすず書房は本当にハズレが無い、良書を常に世に出しています。是非読んでみたいです。 (2021/06/23)
    GOOD!0
  • 失くしてはいけない良書 (2017/01/17)
    GOOD!0
  • なくしてはいけない。 (2012/11/16)
    GOOD!0
  • 若いうちに読んでおきたいと思ったので。 (2011/05/01)
    GOOD!0
  • 参考文献でも授業でも多く紹介されており名著のようだから。 (2008/04/19)
    GOOD!0
  • 量子力学の入門書として優れた書籍だから (2008/04/05)
    GOOD!0
  • 日本の宝のような本 (2008/03/13)
    GOOD!0
  • ``英訳''があるが、ぜひ日本語で読みたい。 (2008/01/01)
    GOOD!0

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