60 票
著者 | リチャ-ド・ブロ-ティガン |
---|---|
出版社 | 河出書房新社 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784309462301 9784309717296 |
登録日 | 2002/01/10 |
リクエストNo. | 7301 |
リクエスト内容
私が誰か、あなたは知りたいと思っているだろう。私はきまった名前を持たない人間の一人だ。あなたが私の名前をきめる。そう、もしかしたら、そのときはひどい雨降りだったかもしれない。それが私の名前だ。あるいは、誰かがあなたになにかしろといった。あなたはいわれたようにした。ところが、あなたのしたことは駄目だったと言われたー「ごめんな」ーそして、あなたはやりなおした。それが私の名前だ。それとも、あなたはどこかまで歩いていったのだ。花が一面に咲いていた。それが私の名前だ。
投票コメント
全60件
-
永井宏という美術作家の著書に「BOOK OF LOVE」というのがあります。作者の若き日、70年代当時の暮らしの中で、本がいかに大切なものであったかということを、一冊の本にまつわるエッセイ(あるいはショート・ストーリー)形式で書き、集めたものです。GOOD!1
その中でリチャード・ブローティガン「西瓜糖の日々」にまつわる話が出てきました。2000年代を生きる私にはとうてい味わうことのできないであろう70年代当時の生活風景が描かれ、リチャード・ブローティガン「西瓜糖の日々」とは一体どんな本なんだろうと思わせるものがありました。私は格別偏った懐古主義の人間ではありませんが、その話に出てくる当時の暮らしの風景は、美しく、ぜひ味わって「西瓜糖の日々」を読むことで疑似体験してみたく思います。 (2003/06/14) -
ある雑誌でとても良いとすすめている方がいて、話の内容を簡単に書いてあったのですが、それを読んだら大変興味がわいてしまいました。いろいろ調べてみましたが大型店で取り扱ってないようで、途方にくれていたところ、このサイトを知りました。ぜひぜひぜひ、復刊して欲しいです。 (2003/05/27)GOOD!1
-
『リチャード・ブローティガン』を読んでから、ブローティガンのものが読みたくてたまらなくなりました。『鱒釣り』は復刊されたし、もうひとつ特に名作のほまれ高い『西瓜糖の日々』を読みたいです。GOOD!1
古本でもなかなか見当たらないんです。 (2003/05/18) -
お知らせです。この7月に河出文庫の「海外モダン・クラッシックス」から復刊されるとのことです。掲示板のURLを参照してください。GOOD!1
私は昨日自分のものを読みました。初期村上春樹というか、村上春樹が影響をもろに受けているのですね。
この本、好きな人にはたまらないでしょうね。 (2003/05/18) -
ブローティガンの本が読めなくなるのはあまりにも悲しいので一票。村上春樹あたりが新訳でも一冊出せば売れて出揃うんじゃないか?「愛のゆくえ」「アメリカの鱒釣り」はまだちゃんと出てるのか?心配になってくるな。 (2003/05/12)GOOD!1
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
---|---|---|
西瓜糖の日々 | 858円 | アマゾン |
NEWS
-
2024/06/18
『西瓜糖の日々』(リチャード・ブローティガン 著 / 藤本和子 訳)の注文を開始しました。 -
2006/01/26
『西瓜糖の日々』販売開始しました! -
2003/07/09
復刊!リチャード・ブローティガン著『西瓜糖の日々』 -
2002/01/10
『西瓜糖の日々』(リチャ-ド・ブロ-ティガン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
最近の復刊活動
-
2003/05/29
河出書房新社「海外モダン・クラシックス」として7月に復刊決定。定価決定次第復刊ドットコムでの受注を開始します。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
kaz