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著者 | スティーヴン・ミルハウザー |
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出版社 | ベネッセコーポレーション |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784309464305 9784828840116 |
登録日 | 2000/06/14 |
リクエストNo. | 641 |
リクエスト内容
11歳で夭折した天才作家、エドウィン・マルハウス。友人のジェフリー・カートライトは、彼の伝記を執筆するのだが…。現代アメリカ文学の旗手による二重三重に仕掛けがほどこされた異色のパロディ小説。
メディシス賞受賞作。
投票コメント
全72件
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懐かしさをキーワードのひとつにするミルハウザー。本書の舞台は子供時代だが、それって誰にとっても懐かしいもの。ミルハウザーの処女作にして宝物のようなこの作品がふつうに書店で手に入るようになれば、とてもしあわせなことだと思います。 (2003/06/15)GOOD!1
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他サイト(ほんやく本のススメ)であらすじと感想を読み、どうしても読みたくなりました。「マーティン・ドレスラーの夢」も面白かったし、「三つの小さな王国」は、ミルハウザー独特の、イメージの洪水にどっぶりひたれた、私にとって宝物のような本。スティーブン・ミルハウザーで、でていない本があるなんて、とてももったいないことだと思います。ぜひ復刊を願います。 (2003/05/27)GOOD!1
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感傷に流れず、文字通り少年にタイムスリップしたような視点。まさに「少年小説」の新境地。福武書店が文芸書から撤退したのなら、他の出版社が文庫化すべきであると思われるのである。これだけ偉そうに言えば、聞いていただけるでしょうか。 (2003/04/26)GOOD!1
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遅ればせながら、2年程前からミルハウザーの作品に触れるようになりました。柴田元幸氏が翻訳を担当していた作家なので面白いだろうと思い読み始めたのですが、確かにミルハウザーのような緻密な描写を駆使して精緻な人工物を幻想的に描いていく作家というのは新鮮でした。GOOD!1
しかし私が『エドウィン・マルハウス』を知ったのは、ミルハウザーの作品を読み始めてしばらくしてからでした。ところがそのときには既に絶版、というか出版媒体が…、という状態でした。一方で、サイト上では誰もが絶賛していて、ミルハウザーの最高傑作だとおっしゃる方も沢山いました。
『マーティン・ドレスラーの夢』でピュリッツァー賞も受賞して、ようやくミルハウザーの名前もより一般に知れ渡るようになったので、ぜひ『マルティン・エドハウス』も復刊してほしいと思います。
できれば白水社Uブックスのコレクションに(笑) (2003/03/07) -
好きな作品ですが持っておりません。ネット上のオークションでGOOD!1
6000円ぐらいからの値がついて出品されていました。が、金に物
を言わせて買うようなやり方は、したくありません。
キャッツ・アイよろしく図書館の蔵書を盗みに入ろうかとも考え
ていますが、犯行に及ぶ前に復刊していただけたらと思います。 (2003/02/06)
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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エドウィン・マルハウス | 1,650円 | アマゾン |
NEWS
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2016/05/20
『エドウィン・マルハウス』復刊決定! -
2003/07/24
復刊!スティーヴン・ミルハウザー著『エドウィン・マルハウス』 -
2000/06/14
『エドウィン・マルハウス』(スティーヴン・ミルハウザー)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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memai