25 票
著者 | スヴェトラーナ・アレクシエーヴィッチ |
---|---|
出版社 | 日経新聞社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784000613033 9784532161750 |
登録日 | 2001/09/16 |
リクエストNo. | 5738 |
リクエスト内容
原題を「亜鉛の少年たち」といいます。ベラルーシのジャーナリスト、
スヴェトラーナ・アレクシェービッチがアフガンを題材に取材した本。
投票コメント
全25件
-
9.11から10年、アメリカはアフガニスタン・イラクに侵攻し、多くの兵士が心と体に傷を負った。この様な「帰還兵」の問題はとくにヴェトナム戦争以降意識されるようになったものの、日本ではまだ十分に知られていないように思う。なぜ人は戦地に向かったのか、それは何をもたらしたのか考える上で貴重な資料である。 (2011/04/12)GOOD!1
-
ショックです.この本まで絶版になっていたとは…….GOOD!1
理由は書ききれません.読んだ人ならわかるだろうし,まだ読んでいない人なら,そのことを――ある種の「恥」とともに――きっと悔いることになるにちがいないでしょうから.
旧ソ連のアフガン撤退後に刊行されたこの一冊は,確実に,ソビエト連邦を変えたと思います.ちょうどベトナム戦争の「真実」が,アメリカ合州国を決定的に変えてしまったように.
けれども,愚劣な首相の掛け声ひとつで「改革」や「自衛隊派遣」のお祭り騒ぎに夢中になるくせに,本当に変わることだけは神経質に恐れているこの国の人々は,これだけの衝撃をもった「真実」の声ですら,忘却にゆだねてしまおうとするのでしょうか……. (2001/11/11) -
世界中で絶え間なく起こっている紛争、それなのに、いつも他人事のGOOD!1
様であり、愚かしい過去の出来事としてしか考えていなかった。
それが今 毎日暗雲のように 頭から離れない存在になっている。
「もう、戦争の事は書きたくなかった」 と言っていたアレクシェーヴィッチ、彼女は今どんな思いでいることだろう。
「命令を下す人を信じていた 兵士達の叫び 母親達の慟哭」図書館で読み返したばかりのこの本、是非復刊。 (2001/11/05) -
スヴェトラーナ・アレクシェービッチのチェルノブイリ原発事故にかんする作品を以前NHKで放映されたのを観て、すごくショックを受けました・・。今、アフガンはテロ問題で一般の国民を巻き添えに惨憺たる状況がいつ終わるともなく続けられています。でも、私たち日本人は戦争の怖さ悲惨さをどれだけ理解しているでしょう・・そして、メディアはどれだけその実情を我々に伝えているのか。この本は、表向きの戦争だけでなく人の心に残した見えない傷を我々に知らしめてくれるはずです。そして、こういう作品を一人でも多くの日本人に読んでほしいのです。 (2001/10/28)GOOD!1
-
友人から紹介された。今アフガンが大問題になっている。ソ連のアフガン侵攻がだれにも福音をもたらさなかったことを誰もが知っているはずなのにまた始まってしまった。誰もが知っているようでも実際には知られていないのか。ほんとうの事を知る人が増えれば戦争停止の何かの力になると思う。 (2001/10/21)GOOD!1
読後レビュー
このリクエストの関連商品
全1件
-
亜鉛の少年たち アフガン帰還兵の証言 増補版
3,520円(税込)
32ポイント
投票数:25票
配送時期:3~6日後
NEWS
-
2022/06/17
『亜鉛の少年たち アフガン帰還兵の証言 増補版』復刊決定! -
2001/11/19
『アフガン帰還兵の証言』販売開始しました! -
2001/09/16
『アフガン帰還兵の証言』(スヴェトラーナ・アレクシェービッチ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
アユム