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著者 | 後藤竜二・著、市川禎男・絵 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
ISBNコード | 9784061188624 |
登録日 | 2004/03/02 |
リクエストNo. | 22930 |
リクエスト内容
『天使で大地はいっぱいだ』の続編にあたる小説であります。児童向けですが大人でも楽しめる、味わいのある話です。
「六年生になった新学期。担任の新米先生・キリコに、サブたちはいたずらをしかけるが、まるで歯がたたない。やがてキリコを中心に、クラスは一つにまとまっていく。北海道石狩平野の自然を舞台に、たくましく成長していく子供たちの姿を描いた長編力作。」(『天使で大地はいっぱいだ』見開きページより)
『大地の冬のなかまたち』は『天使で大地でいっぱいだ』の~冬編~にあたるものであるとおもいます。『天使で大地がいっぱいだ』を読んだことがない方がいらっしゃれば、ぜひ読んでみてください。主人公は六年生になったサブという少年です。四人兄弟の上から三番目でほかにお父さん、お母さん、おばあちゃんと暮らす北海道の農家の家庭の少年です。今の世の中忘れ去られようとしている、人の温かさがじわりと染み出すような物語です。児童向けですが、大人も読んであのころの純粋な気持ちを思いおこしていけると思います。人が生きていくうえで一番大切なものとは・・・そんなことをさらりと教えてくれる物語です。
投票コメント
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小学生のとき読んだ本ですが、40年近く経った今でも未だに「天使で大地はいっぱいだ」と共に、私の愛読書トップ5に入っています。「天使…」より更に深く、でも深刻ではなく楽しく、ポジティブに生きることを考えられる本だと思います。40年前の小学生の話ですが、少しも古くなく、今の子どもたちにも、「天使…」と合わせてぜひ読んでほしいです。 (2006/10/11)GOOD!1
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私はこの作品を私の大好きな「天使で大地はいっぱいだ」の続編という事で、図書館で探して読んだのですが、とても面白い素敵な児童文学だと思いました。GOOD!1
なにしろ、あの「連中」のその後の物語なのですから。
何故、こんな面白い物語が今、廃刊になっているのかとても疑問です。
ぜひとも復刊していただきたいと思います! (2004/03/03) -
子どもの頃読んで、大変感動しました。『天使で大地はいっぱいだ』よりずっと良い作品だと思います。今はあまり見られない、男の子の意地のぶつかり合いと、その中ではぐくんでいく友情、人の死、そして悲しい別れ・・・。涙無しでは読めません!! (2004/03/02)GOOD!1
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廃刊になったため。GOOD!1
『大地の冬のなかまたち』の前編にあたる『天使で大地はいっぱいだ』に心のそこから感動を覚えました。今の世の中忘れ去られようとしている、人の温かさがじわりと染み出すような物語はこの世の中だからこそ必要とされるものであると思います。児童向けですが、大人も読んであのころの純粋な気持ちを思いおこしていけると思います。『天使で大地はいっぱいだ』も結局数々のネタフリを解決しないまま終わってしまい、読者としてはうずうずしています。自分の家の本棚に『大地の冬のなかまたち』をならべることができる日を願って・・・ (2004/03/02) -
こどもの頃、前作「大地は天使でいっぱいだ」よりも、こちらの方が好きでした。是非、自分の子供に読ませたいと思います。 (2010/05/19)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/03/02
『大地の冬のなかまたち』(後藤竜二・著、市川禎男・絵)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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nobo