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スリランカから世界を眺めて

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得票数　11票

著者	アーサー・C・クラーク
出版社	早川書房
ジャンル	専門書
ISBNコード	9784150501440
登録日	2003/06/02
リクエストNo.	17126

リクエスト内容

スリランカ在住のSF作家、A・C・クラークによって綴られたエッセイ集。

「未来のプロフィル」に比べると「評論」色は薄く、どちらかといえば個人的な話題が中心です。
人類の惑星進出に関して、C・S・ルイスやJ・R・R・トールキンらとパブで討論したエピソードや、I・アジモフとの友情あふれる悪口合戦、謎の短編「「むかむか（トワーム）」の来襲」など、バラエティに富む内容で、クラークの人間性を垣間見せる貴重な一冊になっています。

本書はかつてサンリオSF文庫から出版され、同叢書が絶版になったあと、ハヤカワ文庫NFで再版されました。しかし、それも現在では重版されていないようです。

訳は小隅黎さんです。

投票コメント

全11件

人気順新着順

emett

過去にサンリオSF文庫で出ていたのですが、とても読み応えがあります！
カール・セーガン、レイ・ブラッドベリ、なんとトールキンにC・S・ルイスまで出
てきます。
また未訳ですが、クラーク氏とルイス氏の論争書簡集も英米では最近出版されていま
す。この和訳と一緒にでも店頭に出て来たらいいなあ、と希望します。 (2005/09/09)
GOOD!1
吉良満隆

長編だけ読んでいると、なんとなく堅物で気難しいイメージのある著者ですが、本書を読むと、意外に（良くも悪くも）人間味のある人なんだなあ、というのが感じられます。「未来のプロフィル」と「白鹿亭綺譚」のちょうど真ん中に位置付けることが出来るのでは。
今年で齢86になる巨匠の、今後一層の活躍と長寿とを願って１票。 (2003/06/02)
GOOD!1
ふぁい

「楽園の日々」を読んでクラークはエッセイストとしてもスゴイ人だと再認識。
これも読まなくては。 (2008/10/30)
GOOD!0
石波

クラークを祈念して、是非。 (2008/04/25)
GOOD!0
柿

学生時代は大好きで早川や創元のACクラークの本を何度も読んでいましたがエッセイなどは避けていました、是非読みたいですね。 (2006/12/11)
GOOD!0