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著者 | アラン ジョベール (著), 村上 光彦 (翻訳) |
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出版社 | 朝日新聞社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784022559395 |
登録日 | 2002/11/23 |
リクエストNo. | 13470 |
リクエスト内容
写真の誕生とともに始まった修整・改造技術は1920年代、アヴァンギャルド運動と結びついて芸術の高みに達した。と同時に、政治の道具にもなり下がる。トリミング、切り詰め、塗り潰しによる反対派の排除、バックのぼかしと化粧直しによる個人崇拝の助長、モザイクによる歴史の書き換え、歴史教科書への映画スチールの利用、ネームのすりかえ、はては被写体からの捏造―スターリン、ムッソリーニ、ヒトラー、毛沢東、ゴトワルト、ホー・チ・ミン、金日成、サンファン、ディミートロフ、チトー、ホッジャ、カストロ、フルシチョフ、ブレジネフ、トレーズ…。情報の一元管理がいかに多くの犠牲者を生み出してきたことか。
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読後レビュー
NEWS
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2002/11/23
『歴史写真のトリック 政治権力と情報操作』(アラン ジョベール (著), 村上 光彦 (翻訳))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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