復刊ドットコム相談室
あの本のタイトルが知りたい
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2010/11/30(返答 1件)
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児童文学、短編集、街に見えない壁が出来る・吸血バラ・軽くなる薬
20年ほど前に学校の図書館で読んだ本です。
ジャンルは児童文学で、小学校3,4年向けではないかと思います。
カラーで挿絵がたくさん入った短編集で、覚えているのは3話ですが、もしかすると4話入っていたかもしれません。
1、街に見えない壁が出来て、道が通れなくなる。ある男の子が壁たちの会話をきいて、通るために呪文を知るが、それを秘密にしなかったために消されてしまう。
みんなが呪文を男の子から聞きだすために、「教えてくれたらこれをあげる」というようなことをいう場面があり、女の子が「子猫が生まれたらあげる」と言っているところがありました。
2、吸血バラ(ユリだったかも?) 温室で男の人が吸血花を育てて、だんだん魅入られていくような内容。
3、軽くなる薬。太っちょの男の人が軽くなる薬を手に入れて飲むが、それがやせ薬ではなく、ただ体重が軽くなる薬だった、という話。いまでは靴底におもりを入れないと風船みたいに浮かんでしまう、というオチでした。
全体的に外国風な話と挿絵でしたが、1の話の細部を考えると(マンションか団地が出てきました)おそらく作者は日本人だと思います。
お心当たりの方は、ぜひお願いいたします。
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回答
No.1Re: 児童文学、短編集、街に見えない壁が出来る・吸血バラ・軽くなる薬
1は不明ですが、
> 2、吸血バラ(ユリだったかも?) 温室で男の人が吸血花を育てて、だんだん魅入られていくような内容。
H・G・ウェルズ「ふしぎなランの花」
> 3、軽くなる薬。太っちょの男の人が軽くなる薬を手に入れて飲むが、それがやせ薬ではなく、ただ体重が軽くなる薬だった、という話。いまでは靴底におもりを入れないと風船みたいに浮かんでしまう、というオチでした。
H・G・ウェルズ「風船になった人」
本は
『魔法を売る店 (旺文社ジュニア図書館)』
http://www.amazon.co.jp/dp/4010692499
だと思います。
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