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著者 | マックス・ベレーク著、三宅和夫訳 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784061220553 |
登録日 | 2002/04/03 |
リクエストNo. | 8862 |
リクエスト内容
光学設計の名著
投票コメント
全24件
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初期ライカのレンズを設計した人物の著作。GOOD!1
レンズの個性は映し出されたものを見ればわかるという認識だったが、実際に収差図などを見、比較することで個性だけでなく、設計者の求め、目指すものが理解できることに奥深さを感じるようになった。
自分は一カメラファンでしかないので専門的な事は分からないが、現在、光学レンズ設計はほとんどソフトフェアで行われているであろうから、公式部分についてはもはや不要な内容なのかも知れない。
しかし、まだコンピューターが無く手で計算していた時代。その時代にどう考え、何を目指していたのか?そんな感覚が読み取れると言える本。
原著はドイツ語であり、今となっては内容も古い。しかしその専門書が邦訳され出版されていた事自体が貴重で、それを活用しないでおくには勿体無い。 (2016/02/01) -
マックス・ベレーク(Max Berek、1886年8月16日 - 1949年10月15日)は、現ポーランド(旧ドイツ領)のラチブシュ生まれの、ドイツの精密機械エンジニアである。ライカのレンズ開発で知られている。GOOD!1
ライツでは、最初特殊な顕微鏡とその光学系の開発に従事した。オスカー・バルナックが1920年代初めに24x36mm(ライカ)判カメラのプロトタイプを造った際、エルマックス50mmF3.5 エルマー50mmF3.5、ズマール50mmF2(1933年)、ヘクトール135mmF4.5(1933年)、ズミタール 50mmF2(1939年)を設計。 (2011/03/06) -
レンズ設計をするに当たって非常に役立つと先人の方が言っておられますが、現在は既にないため先人のレンズ設計論理を理解することができません。どうか、科学技術振興のために、レンズ設計のノウハウがない中小企業のために、復刊してください。 (2008/01/25)GOOD!1
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レンズ設計に関する本は、書店に行っても、非常に少ない。GOOD!1
また、既に出版されている書籍は、非常に初歩的なものか、
非常に高度なものに限られ、その中間を埋めるものが皆無である。
レンズ設計という語から受けるイメージは、倍率や焦点距離などの
諸元から、レンズ系として具体的なレンズ配置が決められるまでの
意味合いであるが、殆どの書籍は、理屈は書いてあっても、
具体的な手順や考え方が記されていない。
そのような世界であるので、設計の理的な本は非常に貴重である。 (2006/04/25) -
近年では物理、波動光学関連の良書は多いのに対して、幾何光学に関する良書の大半が実質入手しがたいのが現状だと思います。GOOD!1
また、幾何光学は波動光学よりも現象論的であるぶん波動光学で十分だと思われがちですが、実際には非常に美しい数学体系であり、また、実際の光学設計においては波動光学よりも「現象」そのものを定量的に捉えることが出来非常に有効だと思います。
その意味でも、幾何光学、光学設計関連の良書である本書の復刊を強く希望します。 (2002/07/06)
読後レビュー
NEWS
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2002/04/03
『レンズ設計の原理』(マックス・ベレーク著、三宅和夫訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
モリブリン