24 票
著者 | 渡辺 慧 |
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出版社 | 東京図書 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784489002298 9784489002304 |
登録日 | 2002/01/18 |
リクエストNo. | 7424 |
リクエスト内容
人間の知的活動の二つの基本要素である「知る」ことと「推測する」こととを、数理的・定量的な手段をつかって分析し、またその結果を土台に再構成する。哲学、心理学、数学、物理学、情報理論、コンピュータ科学まで、広汎な領域を見事に体系だてた。人間の精神活動の探究に、先駆的役割をはたした世界的名著。
投票コメント
全24件
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渡辺慧氏の本は「認識とパタン」「知るということ」を読んだ。いずれも絶版であるが、古書を入手するのは現在そう難しくない。「知識と推測」は訳者の一人村上陽一郎氏の著書でその存在を知ったが、古書サイトでもほぼ入手不可能。復刊を望みます。 (2011/03/18)GOOD!1
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学生の頃、本屋で立ち読みしながら、よく分からないながらも、非常に大事で独創的なことが書いてあったことを記憶している。残念ながら、買いそびれてしまった。欲しいと思ったときには、古本屋にもなし。ぜひ、復刊して欲しい本だ。 (2006/11/25)GOOD!1
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独自の時間論を軸に、理論物理学から思想・哲学まで、その明晰な洞察力で深く切り込んで行った渡辺慧氏の主著``knowing and Guessing"の邦訳 。21世紀の思索の出発点の一つともなりうる貴重な基礎文献として、是非復刊すべきである。 (2006/08/06)GOOD!1
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たしかこの本は高校生のころに読みましたが、いまは手元にないです。GOOD!1
力学や電磁気学や量子力学などの確立した学問体系をうまく俯瞰し、解りやすく解説されていたのが印象に残っています。
科学に対して相対主義的な捉え方をされることがしばしば目立つようになった昨今、このような考え方に戸惑う理系の学生は増えてきているのではないでしょうか?
相対主義に対する批判的な目を養うための良書だと思います。 (2004/09/10) -
私は、脳科学、認知科学者です。GOOD!1
現在、さまざまな認識の理論が出ていますが、どれも結局は、渡辺慧さんを基本的には超えていないどころか、彼の域にまで達していないと思われます。
ところが現在、渡辺慧さんの著作で絶版になっていない和書は、東大出版会の「知るということ」のみです。
このような20世紀の日本が生んだ大科学者、哲学者の著作が入手できないというのは由々しきことでもあり、また、日本の知的水準の低さを示しているようで嘆かわしいことでもあります。
できれば、洋書や論文なども集めた全著作集があれば、私のような後続には大変助かります。少々高くてもかまいません。 (2002/01/24)
読後レビュー
NEWS
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2002/01/18
『知識と推測 上 下』(渡辺 慧)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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