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著者 | 山口日都志 |
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出版社 | 芸文堂 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2021/01/29 |
リクエストNo. | 70770 |
リクエスト内容
「佐世保は言うまでもなく明治22年(1889)佐世保鎮守府が開庁し、まるでゴールドラッシュのように近隣や九州各地から多くの人々が新天地を求めて住み着いた。同時に軍港としての役割も大きく、市街地建設とそれに伴い遊廓や料理屋など貸席業もあちこちにできていた。そこで働く女性たちもまた社会の片隅で生きていかねばならない宿命を持っていた。その歴史も今回明らかにされている。
こうして『佐世保遊里考』で山口氏は念願の思いを一挙に明らかにされた。この世界のことは中々おもてに出すことは至難の業である。多くの女性が苦界に身を沈め、苦しみもがいた時代、特異な世界で必死に生きた女性たち、その日常にふれることもまた、困難なことであったと推察する。しかも、山口氏のこの文は淡々と記述され、女性に対する心優しい気持ちが随所に溢れている」(抜粋:佐世保遊里考…巻頭文「出版を祝う」中島眞澄
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読後レビュー
NEWS
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2021/01/29
『女性哀史 佐世保遊里考』(山口日都志)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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たまちゃん