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著者 | 永田えり子 |
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出版社 | 勁草書房 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2018/12/27 |
リクエストNo. | 67751 |
リクエスト内容
制度や慣習、好き嫌いの判断にひそむ道徳に焦点を当て、フェミニズムを再構築する。性の商品化や人間再生産の問題に答える。
【刊行年】初版1997・最終版1997年
【判型】四六判【頁数】280頁
【価格】予価4104円(本体3800円)
投票コメント
全1件
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・永田氏の文献は書籍に限定すると、本書以外に勁草書房から90年代に刊行された江原由美子[編]「フェミニズムの主張」シリーズに数本収められているのみです。GOOD!1
・序章で大胆な提起し、各章で課題に対しやや荒削りな考察を展開する本書を貫く見方は、「価値観の異なる個人ら各々が暫定的な真理として道徳を持ち、日々を営むなかで摩擦や争いが起きれば、漸進的にでも対話を行うしかないはずだ」という一見穏当な見方です。
・本書で比重が大きいのは〈フェミスニズム〉ではなく〈道徳〉ですから、倫理に関心をもつ方にも目を向けてほしいと思います。
・おそらく2020年以降にも議論叩き台として有用ですが、代替できる本が現れる気配がありません。 (2019/01/23)
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