4 票
著者 | 山本義中 |
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出版社 | ぎょうせい |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2015/03/23 |
リクエストNo. | 61688 |
リクエスト内容
第二次世界大戦の沖縄戦でゲリラ戦を戦い抜いた勇者の記録であり、
同時に地元の人々との絆を物語る愛の記録である。傷ついた体を引きずるようにしてなお、決してあきらめなかった敢闘精神。自らの片腕を斬り落してまで、頭部・大腿部等重傷を負いながらも三百メートルもの崖に這い上がり、沖縄の激烈な太陽のもと大地に気が遠くなるほどの時間ひそみ、ピストルで敵機を撃ち…とおよそ超人的な戦闘能力を持ちながら、多くの仲間や現地の民の死を一生の間弔った真の愛国者の戦記である。現在、AMAZON等にはあっても数万円という値段となっており、もっと広く現代人に読み継がれなくてはならぬ本だと思う。特に、学校の教材にもしてほしい。
投票コメント
全4件
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数多くの沖縄戦記を読んできましたが、やはり実際に従軍した当人による手記はその重みが違います。しかるにそのような貴重な書籍が絶版により入手困難なのが残念で仕方ありません。GOOD!2
是非とも復刊を希望いたします。 (2016/10/03) -
私は著者とお会いしたことが有り、サイン入りのこの御著書を持っているが、もっと多くの現代日本人に知って欲しいと思った。ご本人は私に要らなくなったら図書館にでもあげてくださいともおっしゃったGOOD!1
が、それだけ貴重な記録となっているといえる。なお、著者についてはご存じの方も多いのではと思う。戦史に関心のあるような人には、
有名かもしれないが、まだまだ一般には知られてないだろう。
山本氏は、もう故人であるが、戦後何十回も沖縄慰霊に行かれた(お元気なころは、毎年のように)。誠実な紳士だった。片腕を失い、壕に投じられた黄燐弾の後遺症でぜんそくを抱えながら。あのオウムサリン事件の時には、いつも利用されていた地下鉄に乗りそこなって別の交通機関を使ったとのお話だった。高名な虎退治の徳川義親公のお孫さんでもあると聞く。おじい様の虎退治と言われたことに関しての本音秘話も伺った。沖縄の従軍女学生の方との交流も終生篤かった。
戦場の壕内でも、正坐をし、斬った手の方にはお母様の形見のダイヤの指輪をしていて、そのまま置いて来てしまったらしい。 (2015/03/23) -
沖縄戦における史実を知りたいです。 (2021/04/05)GOOD!0
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歴史的価値があります。是非、復刊して欲しい。 (2015/05/25)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2015/03/23
『沖縄戦に生きて』(山本義中)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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南島王子