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著者 | イリーナ・キルピチニコワ 訳者:宮川やすえ |
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出版社 | 旺文社 |
ジャンル | 児童書・絵本 |
登録日 | 2001/10/13 |
リクエストNo. | 6017 |
リクエスト内容
ボリス・イェリューミンというガラス吹き職人の自伝を物語り風に描いたものですが、当時の実際のガラス職人のやり方も書いてあって楽しいし、ガラス吹き名人のおじいさんに教わってガラスを吹いてぽってりした熊や氷のついた柊の枝を作り出す描写がとても素敵でわくわくしました。
投票コメント
全24件
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小学生の時に繰り返し読みました。GOOD!1
冒険譚でも日常劇でもない、ハッピーエンドでもない、けれど胸に刺さって抜けない棘のような(読後30年も経って突然思い出すような)お話でした。
ガラスのレースや吹きガラスの技法などが興味深く描かれ
、物の成り立ちや工法などに興味を持つきっかけになりました。
ぜひもう一度手にとって読んでみたい。 (2019/03/31) -
読んだのは30年も前ですが、今でも、ガラスでできた作品のいくつかが脳裏に鮮明に思い浮かびます。挿絵ではなくて、文面から自分自身が想像したものなのですが。GOOD!1
今にして思えば、翻訳もよかったのだと思います。
子どもにも読ませたいですが、何より大好きだった自分自身が読みたいです。 (2012/08/16) -
小学生の頃に本屋さんで見つけ、買ってもらいました。GOOD!1
当時、ガラスにはいった太陽ってなんだろうと思って選んだ本ですが、吹きガラス職人の話にどんどん引き込まれていき、いろんな美しいガラスを想像しては、わくわくして読んだのを覚えています。結婚して、実家にあったはずの本が捨てられてしまいました。ぜひ、また手にして、息子に読ませたいです。今の子供たちにも、想像する楽しさを味わってほしい。ファンタジーとは、また違った素敵な本です。よろしくお願いします。 (2011/06/24) -
小学生か中学生のころ、学校の図書館で何度も読みました。題名を忘れてしまっていてもどうしてこんなに心に残っているのだろうと思っていましたが、今回ガラス職人で検索してみて「ああ、こんなに印象的な題名だった」と改めて思い出しました。いろいろなガラス細工を作る主人公が想像上の動物である竜を作ろうとして苦悩するところが一番感動しました。そのほか、ガラスに色をつけるには何を入れるのかとか、ワクワクしながら読みました。 (2009/09/27)GOOD!1
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小学校の図書館で借りて読みました。GOOD!1
なんかとにかく切ない話で内容がよく理解できなくて、子供なりにすごく悩んだことをを記憶してます。
たしか、ヴェネチアングラスの職人さんの話だったかな?
図書館の先生に、これどういうことって?って、聞いたことを覚えています。
その答えは全然覚えていませんが。
ただ、主人公が自分の作りたいものと回りの求めるものとのギャップに苦しんでいたことだけをなんとなく覚えています。
今だからこそ、もう一回読んでみたいです。
なんでこの年になるまで憶えていたかの答えを得るために。
ホントに自分でも不思議なくらいに、常に自分の心の中に残ってた本ですね。
ただし、つい最近までは、本のタイトルを”ガラスの太陽”思っていました。
自分にとっては、ほんとに不思議な本です。 (2009/07/07)
読後レビュー
NEWS
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2001/10/13
『ガラスにはいった太陽』(イリーナ・キルピチニコワ 訳者:宮川やすえ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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さび