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著者 | 内山 節 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784000233286 |
登録日 | 2013/09/15 |
リクエストNo. | 58581 |
リクエスト内容
近代の個人主義は,はたして私たちに生きる自由をもたらしたのか.貨幣を得るためだけの労働,利益をめざす時計の時間に私たちは追われていないか.自然と交わり,四季の時を感じながら,それぞれの場で人々とともに自由を創造することが今こそ求められている.山村で暮らし森をめぐりつつ思索を深めた清新のエッセイ集.近代の個人主義は、はたして私たちに生きる自由をもたらしたのか。貨幣を得るためだけの労働、利益をめざす時計の時間に追われていないか。自然と交わり、四季を感じながらそれぞれの場で人々と共に自由を求めるための思考。以上 アマゾンより。 今必要とされている新しい自然観。 経済社会において、人は、何かを消費できるという点に、「自由」の存在を感じてきた。筆者は「自由」を歴史的に検証する中で、この近代的自然観を見直し、他者や自然と共に生きる人間的な営みの中に、「自由」が創造されていくという。新しい自由像を掲げた。哲学者である筆者は、自ら自然の中での暮らしを実践しており、この本でも多くの事例を示している。とりわけ、「樹の自由」や「鳥の自由」を述べた第四章は、人間社会に閉じ込められていた自由の観念を自然界に広めた点で、極めて清新な内容である。 以上新版総合国語便覧より
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読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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自由論 | 2,640円 | アマゾン |
NEWS
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2013/12/06
『自由論』復刊決定! -
2013/09/15
『自由論―自然と人間のゆらぎの中で』(内山 節)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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