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著者 | 仲正昌樹(編) |
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出版社 | 御茶の水書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784275003843 |
登録日 | 2013/01/08 |
リクエストNo. | 56797 |
リクエスト内容
【内容】
社会を構成する利害・権力関係が多元化・複雑化し、
ネットを介して大量の「情報」が否応なく
不特定多数の人たちに共有化されている現代社会においては、
近代的な「法」の支配の基盤になってきた「公/私」の境界性が流動化する。
ジェンダー、セクシュアリティ、エスニシティ、宗教、
そして究極のプライバシーとされる「心の問題」に至るまで、
公権力の「私的領域」への政治的干渉の余地が拡大しつつあり、
それに伴って、「私的なもの」を保護するための
「公共性」という古くて新しいテーマがアクチュアルになっている。
現代思想の諸分野の知見を動因して、
「公/私」の境界線(ノモス)の意味を再考する。
【目次】
現代社会における「公共圏」
アーレント『人間の条件』における公共性の条件
権力と公共性―デリダ的公共性について
公共空間は、なぜ、いかなる空間なのか―ハンナ・アーレントにおける公共空間をめぐって
公共空間と技術―新たな革命のキック・オフ
“セックス・ワーク”論と公共性
“レズビアン・アイデンティティ”という契機―その公共空間への介入可能性
“親密圏”と“公共圏”のあいだで―「シルバー世代による子育て」の伝統性と近代性をめぐる一考察
科学技術社会学による広用公共圏論―核エネルギーと遺伝子組み換え作物に関するコミュニケーション批判
人間は物化せねばならない―先端テクノロジー時代の「人間性」
生き延び・供犠・死への権利―ヘーゲル哲学における死を介した個人と共同体の問題
公共空間生成の端緒としての「住まうこと」―千葉・稔台オウム信者転入拒否騒動を素材とした試論的考察
投票コメント
全1件
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文庫化すべき。岩波現代文庫あたりで。 (2013/01/08)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2013/01/08
『ポスト近代の公共空間』(仲正昌樹(編))の復刊リクエスト受付を開始しました。
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