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著者 | 橋川文三 |
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出版社 | 筑摩書房(ちくま学芸文庫) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480090645 |
登録日 | 2012/10/21 |
リクエストNo. | 56399 |
リクエスト内容
【内容】
著者は昭和初期のナショナリズムを
軍国主義と一体とみる戦後の進歩思想の流れのなかで、
かつて自分をとらえたナショナリズムの意味を考えつづけた。
彼は昭和維新思想の起源を、
明治の国家主義が帝国主義に転じたとき
青年の心に広がった不安と疎外感のなかにみる。
この不安を手掛かりに、日々市民に向かって桃太郎主義を訴えた
赤児のように純真な渥美勝を始めとして、
高山樗牛、石川啄木、北一輝ら、戦後進歩思想が切りすてた
不能率かつ温かい心情をもった人々の系譜を掘り下げ、
昭和維新思想を近代日本精神史の中に位置づける。
【目次】
渥美勝のこと
渥美の遺稿「阿呆吉」
「桃太郎主義」の意味
長谷川如是閑の観察
青年層の心理的転位
樗牛と啄木
明治青年の疎外感
戊申詔書
地方改良運動
田沢義鋪のこと
平沼騏一郎と国本社
日本的儒教の流れ
発亥詔書
北一輝の天皇論
国家社会主義の諸形態
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読後レビュー
NEWS
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2012/10/21
『昭和維新試論』(橋川文三)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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さくらがり