【内容】

思うところあって商社を辞め、
地獄のフリーター生活を経験。
心身ともにおかしくなり、ついに壊れてしまうが、
「なにくそ精神」で這い上がり、
30歳のときに公務員1年生として社会復帰。
名古屋市役所に勤務しながら、
夜間に社会人大学院で哲学を学び、
かつて大学時代に味わったことのない学ぶ楽しみも知った。
「生涯研究」を目指して念願の哲学者となり、
現在、徳山工業高等専門学校の准教授として活躍中。
学校内外で楽しく思考を鍛える場「哲学カフェ」を主宰するなど、
「役に立つ、わかりやすい哲学」の普及にも尽力している。
本書は、挫折を克服して夢を実現した
異色の哲学者の波瀾万丈の体験と、〈小川式〉ノウハウを公開。
人生を変えたいと思っている人のガイドブックとしておすすめです。


【目次】

序章 転身へと心を突き動かすもの
1章 それは挫折のドン底生活から始まった
2章 夢を実現するための転身と、生活を両立させる方法
3章 生きがい発見!「市役所の小川さん」
4章 「働きながら」大学院で研究するという選択
5章 社会人大学院受験のための対策
6章 仕事と大学院、二足のわらじの履き方
7章 プロの研究者を目指す人の“小川式”十一のステップ
8章 「哲学頭」で生活も仕事もうまくいく