14 票
著者 | クラウス・フェルディナンド・ヘンプフリンク著 ; 大久保登喜子訳 |
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出版社 | 日本競走馬協会 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2012/05/16 |
リクエストNo. | 55288 |
リクエスト内容
馬と真に調和した関係を築きたい人々のための馬の調教、いえ、馬との接し方の指南書です。馬に興味のある人々の間では「幻の本」として有名です。
馬の習性を利用して人間を信頼できるボスと認めさせる方法と言ってしまえば身も蓋もありませんが、障害飛越や高等馬術のステップに至るまで、馬が人間の合図を理解し、人間の動作をまね、喜びとともに人と過ごす過程が美しい多くの写真とともに詳述されています。
野生馬を捕らえ、短時間に、暴力と恐怖ではなく馬の理解と思考・判断により人間への服従を引き出す方法はいくつかの本で紹介されていますが、ここまで具体的・解析的に方法を示した本は他に類を見ないと思います。馬に関して十分な経験がなく、乗り手として凡庸であっても、この方法によれば、馬を理解し、馬に理解してもらうことに手が届きそうに思えます。馬を競技の道具としてではなく、かけがえのない相棒と信じたいあなたに最適な本だと思います。
投票コメント
全14件
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日本競走馬協会が電子書籍で公開している馬術書が国内で既刊の馬術書群を遥かに上回る優れた内容であること。GOOD!2
本書の原著はナチュラルホースマンシップ分野にて、国際的に高い評価を得ていることから、復刊はとても価値があることだと思う。 (2015/08/12) -
馬の世界のルールに合わせた調教方法で数年前から良いと聞いていますがGOOD!2
JRAが欲ないのか売らなかったらしくてかなり貴重な本なんです。
私もAmazonやヤクオクでずーと売っていないか調べ続けている本で、
かなり専門書ですが馬術界では必要な本なんです!!
どうか復刊して欲しいです!!よろしくお願い致します。 (2014/08/19) -
復刊されたら、おそらく馬業界としてはベストセラーになること間違いない本だから。GOOD!2
英語版はペーパーバックもある、非常にポピュラーな本ではあるが、日本の馬業界では残念ながら英語が堪能な関係者はほとんどいないのが実情。従って、日本語版を誰もが欲しがり、探している状況である。
もう一つは、それほど、今、馬のトレーニングをどうするべきなのか、が混乱していて、皆が困っているから。理論的な実践書もなく、きちんと論理立てて教えられる人もほとんどいない。誰もが右往左往する結果、馬も混乱している。
この本の優れた点は、乗馬とは何か、調教とは何なんのか、が極めて理論的に書かれている点。翻訳もこなれていて、非常に読みやすい。 (2014/08/17) -
現在の日本の乗馬業界では馬は使えなければ処分することは仕方がないと考える事が多い。さまざまな環境がそうさせているが馬と人のよりよい環境づくりのために一助となる書籍と考える。英語版は手に入るが翻訳版は販売されていないので是非刊行を期待する。 (2013/06/18)GOOD!2
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親族に英語版なら手に入るけど、日本語がとてもきれいな訳なのでぜひそちらを手に入れたいと力説されました。GOOD!2
中央競馬会の出版らしいのですが、残念ながら販売はしておらず問い合わせをしても望み薄だろうということで、こちらに一票投じて、復刊(発刊?)の助けになればと思います。 (2012/05/17)
読後レビュー
NEWS
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2014/08/19
『馬と踊ろう : クラウス・フェルディナンドの触れ合い調教法』が10票に到達しました。 -
2012/05/16
『馬と踊ろう : クラウス・フェルディナンドの触れ合い調教法』(クラウス・フェルディナンド・ヘンプフリンク著 ; 大久保登喜子訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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