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著者 | アルノ・グリューン |
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出版社 | 青土社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784791758821 |
登録日 | 2010/04/28 |
リクエストNo. | 50245 |
リクエスト内容
これほど鬱に悩む人の多い現在、実は鬱になる方が正常なのではないかと思えてくる本です。著者はナチ時代前後に活躍したヨーロッパ人を例に挙げているのですが、読んでいると、この本で問題視される性格そのもののような知り合いを幾らも思い浮かべることができて衝撃を受けました。精神分析を始めたフロイト自身の持つ「現実感覚」の問題も浮かび上がって、キリスト文化からは縁遠いはずの私たち日本人の現実への適応は正常なのかどうか、よくよく考えてみる必要があることに気づかせてくれます。
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2010/04/28
『「正常さ」という病い』(アルノ・グリューン)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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tlov