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著者 | 渡辺哲夫 |
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出版社 | 筑摩書房(ちくま学芸文庫) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480087157 |
登録日 | 2009/05/24 |
リクエストNo. | 46812 |
リクエスト内容
【内容】
ここに6人の重篤な精神分裂病者がいる。
“死”にとりまかれた彼らの狂気を診るにつけ、
その病の本質がみえてくる。
“死者”を死者たらしめることができないとき、
人は狂気の淵をのぞきこむ。
翻って、私たちの生は、無量無数の死者たちに支えられ、
歴史として構造化される時初めて、主体性を贈与されるのだ。
私たちは死者によって生かされている。
日本独自な民俗的土着信仰、他界観を規定する
死者たちをも射程に入れながら展開する
われわれの精神史の古層からの狂気論。
【目次】
死と狂気―序にかえて
お盆の思い出
死者と歴史
狂気のなかの死者経験と死の経験
本来の力を獲得する死者
実体化する死者
消滅する死者
他者と言葉と主体
他者の死性
死体を生きる経験
太陽とその死
ネオ=ロゴスの掟
狂気のなかの未来仏
死者の生殖
分断された死体
変身する死体
狂気と土着信仰
死者の発見―結語にかえて
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読後レビュー
NEWS
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2009/05/24
『死と狂気』(渡辺哲夫)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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