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著者 | エルサ・オソリオ |
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出版社 | ソニー・マガジンズ |
ジャンル | 文芸書 |
ISBNコード | 9784789716970 |
登録日 | 2008/10/25 |
リクエストNo. | 44203 |
リクエスト内容
軍人の孫娘として育てられた主人公ルスが、息子の出産を機に自分の出生に疑問を抱きルーツを探し始めるという、70~80年代南米アルゼンチン軍事政権時代の闇の歴史に基づく小説。
翻訳者によると、『アルゼンチンでは現在、この小説の主人公と同じように、自分は本当は行方不明者の子ではないかと疑いを抱いている若者が大勢います。著者はこうした若者たちに希望の光を与えたいと願い、この小説を書きました)』とのこと。
投票コメント
全1件
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文学としての原作の質の高さ・翻訳の素晴らしさ共に群を抜いていると思われ、また原作者および翻訳者が、翻訳書の初出版された2001年に、同小説中でも言及されているアルゼンチンの「五月広場の祖母たち」(軍政時代に行方不明となった家族を捜索している女性たちのグループ)が同年のノーベル平和賞にノミネートされた際、賞の授与を求める署名活動を行うにあたってアピールに使用した小説でもあります。GOOD!1
飛ぶように売れる本ではないかも知れませんが、所謂『名訳』と呼ばれる書籍が発刊後7年で入手不可となるのは納得がいかない。日本の文化のレベルが疑われてしまいます。 (2008/10/25)
読後レビュー
NEWS
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2008/10/25
『ルス、闇を照らす者』(エルサ・オソリオ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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