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著者 | 村川堅太郎訳 |
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出版社 | 中央公論新社(中公文庫) |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784122020412 |
登録日 | 2001/06/01 |
リクエストNo. | 4183 |
リクエスト内容
ローマ帝国内で、東方の物産の需要が高まったため、東方貿易に従事する人々のために書かれた書物です。エリュトゥラー海とは紅海やその周辺の海のこと(ペルシア湾なども含む)です。記述は紅海周辺だけでなく、インド洋にまで及んでおり、古代の東西交渉を知る上で欠かせない史料です。
現在、蔀勇造先生による新訳が『東洋文化研究所紀要』132号(1997.3)にあります。しかし、書籍としての出版予定もなく、一般には見難い雑誌のようです。
投票コメント
全61件
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古代ギリシア・ローマ史を研究しており、本史料は非常に重要なのです。入手が困難で困っております。ギリシア語研究している人も欲しがる本であると思います。また、村川先生の翻訳は評価が高く他の本も研究する人には重要なものとなっております。復刊すれば、図書館関連を初め、研究家には売れるものと考えられます。 (2006/12/23)GOOD!1
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オークションなどで探しても、定価600円ちょいのものが4000円だGOOD!1
の8000円だの…ずっと前から読みたいとは思っていたものの、手
を出す気になれません。古書店で探しても同じようなものみたい
ですし。なんでこんな貴重な資料を絶版にするかなあ? (2005/01/02) -
生活社版は神保町で、一誠堂で二万ちょい、南海堂で16000くらい、田村書店(だったと思う)で12500?くらい、だったような気がします。私は南海堂で買いましたが、書き込みするにはわら半紙はちょっと困るんですよね。傷む心配のない状態で読みたいです。 (2004/12/16)GOOD!1
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第2次世界大戦末期の昭和19年、日本のローマ学の泰斗が詳細な注をつけて出版した傑作。GOOD!1
本文中に翻訳者によるプリニウス「博物誌」との比較が記されており、ローマ世界に関心があるものだけでなく、東西交流に関心がある方も必見の一冊です。 (2004/05/28) -
今インド史の授業を受けているんですが、是非この作品を読むことを薦められました。高校の用語集にも名前は出てくるような作品なので読みたいと思う人は多いのではないでしょうか。GOOD!1
是非読んでみたいので復刊お願いします。 (2004/05/15)
読後レビュー
NEWS
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2001/06/01
『エリュトゥラー海案内記』(村川堅太郎訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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kobanzame