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著者 | リンチェン・ドルマ・タリン 三浦順子訳 |
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出版社 | 中公文庫 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784120033674 9784122018150 |
登録日 | 2001/05/27 |
リクエストNo. | 4102 |
リクエスト内容
チベット女性の自伝。チベット最初の留学生であり、代々大臣を輩出し、歴代ダライ・ラマの一族と縁戚関係を結んできた大貴族の家に生まれた人である。「セブン・イヤーズ・イン・チベット」の主人公はラサに滞在したとき、彼女の実家、ツァロン家の世話になっている。
子どものころに留学を経験したためか、自国を客観的に見る視点を持ち、神秘の国チベットの社会や日常生活をわかりやすく紹介している。
中国共産党の侵入から法王ダライ・ラマ14世の亡命、その後に至ってもこの国の中枢に関わり続けた。そのため単なる追憶記に留まらず、一女性の自伝にしてチベット近代史を為している本である。
投票コメント
全127件
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昔、愛読書だったが、いつでも新しいのが買える、と思って、インGOOD!1
ドで会った日本人にあげてしまった。その人は、又誰かにあげたら
しい。私の「チベットの娘」はまだ、インドでうろうろしているか
もしれない。はやく、もう一度会いたい。10年程前の話。とても
良い本だっ (2002/11/10) -
チベット問題に日本人は無関心過ぎると思います。セブン・イヤーズ・イン・チベットの原作なども面白いのですが、実際のチベット人、しかも女性によるはまれなので、現在有る本の中には無い、別の観点や考えを窺い知る事が出来るのではないでしょうか。重要な国際問題と密接に関わっているのでぜひ読みたいです。 (2002/08/26)GOOD!1
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最近「頭蓋骨のマントラ」というチベットを舞台にしたミステリを読んでチベットに興味を持ち、チベットのことを知りたくてチベット関連のホームページを見ていたところ、この本の事を知りぜひ読んでみたいと思いました。エリオット・パティスンが書いた前記の本は、もう続編も出ていて、三作目も発行さける予定なのでこういった本からチベットのGOOD!1
今を知ろうとか、興味を持つ人は出てくると思うのでこうした本がもう一度復刊されればいいと思う。 (2002/06/24) -
大学のゼミで民族問題を学んでいます。先生が中国人ということもあって、GOOD!1
中国へ校外実習に訪れたり、中国の少数民族問題を中心に学んでいく中で、
チベット問題について興味を持つようになりました。
この本ではチベットの方の視点から描かれているので、
どうしても読んでみたいと思っています。 (2002/03/22) -
先日、図書館で探し出し読みましたところ、これほどチベットの失われつつある文化、宗教、政治などについて こと細かく、またわかりやすくかかれている本は少ないのではないかと思いました。これほどの資料が絶版なのは大変残念です。作者は 去年なくなったと聞きます。後世に残すべき遺産といっても過言ではないと思います。 (2002/03/05)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2004/03/11
『チベットの娘』販売開始しました! -
2003/02/28
『チベットの娘』販売開始しました! -
2003/02/28
復刊!リンチェン・ドルマ・タリン著『チベットの娘』 -
2001/12/10
『チベットの娘』が規定数に到達しました。 -
2001/05/27
『チベットの娘』(リンチェン・ドルマ・タリン 三浦順子訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
最近の復刊活動
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2002/02/27
自社でオンデマンド出版の可能性有り。 -
2001/12/10
交渉情報はもうしばらくお待ちください。
交渉スケジュールが決定次第ご連絡します。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
一角ウリン