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著者 | 森川那智子 |
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出版社 | 集英社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784087481686 |
登録日 | 2007/05/10 |
リクエストNo. | 38555 |
リクエスト内容
「女はやせていなければ魅力的でない」という文化的プレッシャーや、ダイエットややせる努力に注がれる情熱と気苦労、奇妙で混乱した食生活と情緒的混乱、食べ物や体重・体型に対する強迫的な態度は、どれも女性なら多少とも身に覚えのあるものに違いありません。
なぜ私たちは自分の身体性をあるがままに受け入れられることにこれほどのとまどいや不安を覚えるのでしょうか。
女性たちはダイエットややせる努力にともなって発言するさまざまな摂食異常、情緒的混乱に悩まされています。
彼女たちは長い間、そのようなことが起こるのは、自分の弱さと努力不足のせいだと思っていたため、恥辱間と罪悪感にさいなまれ、自分ひとりの秘密にしてきました。
メディアも、そして女性の多くも「正常なダイエット」と、食障害を引き起こす「行きすぎたダイエット」の間には、はっきりした違いがあるはずだと思いたがっています。
そうでないとダイエット神話が崩れてしまうからです。
けれども本書をよんでくださったらわかっていただけると思いますが、そこにはそれほど明快な境界線は存在しません。
いうなれば「正常なダイエット」、「行き過ぎたダイエット」、「食行動の混乱」、「食障害」は同じ陸続きにあり、その解明には「私たちの病」という観点が必要なのです。
投票コメント
全19件
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20代の頃、ダイエットに魅了されていました。GOOD!1
「痩せたい」思いを強く持ちつつ
それ以上に「食べたい」毎日。
気づけば過食嘔吐の泥沼にはまり
もがき苦しんでいました。
そんな時、「この状態から脱したい!何か行動せねば」
という思いをかきたてられ、
この本を読むことで随分と救われました。
この度、ある方のブログで
この本が廃刊になっていると知り
ぜひとも復刻を希望します。
現在、摂食障害で苦しまれている方の希望、
または原動力となることを願いつつ。。
ぜひともよろしくお願いします! (2007/05/19) -
いわゆる「健康的なダイエット」に挑んでもなかなかうまくいきません。決して無理などしていないはずなのに。3~4キロ減ってはむしょうに食べたくなってリバウンドの恐怖。何だかおかしいと思いはじめました。この本に何か鍵になることが書いてあるような気がして…。是非読んでみたいです。 (2007/05/10)GOOD!1
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摂食障害について、正確に理解されているといえる書籍が少ない中で、GOOD!1
女性を取り巻く社会的な状況、ダイエット神話の嘘、過食からの具体的な立ち直り方、科学的な基礎知識、自分自身との付き合い方などについてまで
実例を交えながら公平な立場できちんとまとめられた本といえます。
摂食障害について男性の書いた書の中ではとかく「架空の少女性」の中に原因を求められがちである現状にたいし、
このようにカウンセラーとして食障害に悩む人たちと実際に接してきて、その声をありのまま受け止め聞き取っている女性の手になる良書が広く読まれないのは摂食障害についての理解を広めるためには大変残念なことと感じます。 (2007/05/10) -
大好きなサイトで紹介されていました。ぜひ復刊をお願いします。 (2007/07/27)GOOD!0
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復刊希望 (2007/07/25)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2007/05/10
『みんな、やせることに失敗している』(森川那智子)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
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