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将棋図式集 全3巻

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著者 上巻 森鷄二 中巻 内藤國雄 下巻 二上達也
出版社 筑摩書房
ジャンル 実用書
ISBNコード 9784480084613 9784480084620 9784480084637
登録日 2006/12/05
リクエストNo. 37031

リクエスト内容

(「BOOK」データベースより)
『将棋図式集』全3巻では、図式(詰将棋)成長の軌跡を、草創期から近代作品にバトンタッチするまで、3期に分けてたどる。将棋文化の爛熟期であり、時代的には江戸初期に始まり幕末までを覆う。上巻では一世名人大橋宗桂の『将棋秘伝鈔』を筆頭に史上の黄金期に至る手前まで、時代を代表する8つの図式集から作品を精選し、併せて参考作品を付した。今日の目からすると概して大らかで厳密性に欠けるが、なかにはすでに近代作品の趣をもつものや曲詰めの萌芽もあって、急速な技能の進展を見ることができる。391手詰め作品など、図式に賭ける執念が生み出した芸術は、いまだその生命を失わない。中巻では611手詰を作り抜いた天才看寿の神局『将棋図巧』、その難解さで他を寄せつけない三代宗看の『将棋無双』。古今の最高傑作と言われ、詰将棋史上に燦然と輝きつづけるこの二書をはじめ、図式の黄金時代である江戸中期から、代表的作品集7編を取り上げた。下巻では「金・銀智恵の輪」「死刑の宣告」など、後世愛称をもって語り継がれた名品がいよいよ登場する。江戸時代後期、図式の世界は黄金時代の高潮が去って、あきらかな退潮のきざしが訪れていた。奇跡の完成を見た後の潜伏の時代、入魂の大作が乏しいなかで、しかし趣向の妙技は磨きを加え、職人芸とも言うべき繊細さが見事な盤面を形作っていく。小ぶりながらも洗練された絶妙手に、現代作品に通ずる味わいを見ることもできるだろう。本巻では十代将軍・家治「象棊攻格」以下8編を取りあげ、それに参考作品を付した。いずれ劣らぬ好事家の腕競べ、快哉必死の終局へと駒は進む。

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NEWS

  • 2006/12/05
    『将棋図式集 全3巻』(上巻 森鷄二 中巻 内藤國雄 下巻 二上達也)の復刊リクエスト受付を開始しました。

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