4 票
著者 | エディト・ウンネルスタード |
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出版社 | 学習研究社(学研) |
ジャンル | 児童書・絵本 |
登録日 | 2006/11/07 |
リクエストNo. | 36760 |
リクエスト内容
学研の新しい世界の童話シリーズ(33)
下村隆一/訳
イルバ=チェルストリョーム/画
発行年月 : 1968年
サイズ : 菊判 /212P 23cm
販売価格 : 420円
スウェーデン女流作家の作。のろまの末娘が語る4つのお話?
北欧のユーモアがあって面白いお話集。全て子供が主人公でした。コントラバスと洪水のお話がとっても奇想天外で面白かったです。他のお話は断片的にしか覚えていなくて「トロル」という妖精を知ったのはこの本です。
投票コメント
全4件
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昔、学校の図書館にあってとても気に入って何度も借りて読みました。GOOD!1
ある時ふと懐かしくなって読みたくなったのですが、簡単には見つからず、図書館で取り寄せてもらって読みました。昔の感動が蘇り、ぜひ手元に置いておきたくて復刊を願っています。今の子供達にも読み聞かせしてあげたい本です。 (2021/09/07) -
昭和44年、小学4年生の時に読みました。その前の年に読んだ「ムッドレのくびかざり」と同様、トロルが出てくる北欧のお話の大ファンになりました。GOOD!1
最近、数十年ぶりに「ムッドレのくびかざり」に再会できて、涙が出るほど嬉しかったです。「ノロちゃんのおとぎ話」も是非もう一度読みたいです。 (2011/05/15) -
「クリンゲラ通りは大騒ぎ」GOOD!1
;お風呂の水があふれて、街中が川のように…
コントラバスの舟に乗って、蛇口を閉めに行くぞ!…とにかく楽しいお話♪
綺麗なバレリーナのお人形?さんに、お姫さま好きな私はドキドキでした。
挿絵も良いんですよ。
「2話目」
;子供トロルが、いじわるお金持ち一家に捕まえられて見世物にされそうになります。子供トロルを取り戻そうと、山からトロル一家が総出でやってきて…
トロルのお母さんと、不器量だが心の優しい女中さんが印象的。
終わり方もとっても素敵です。楽しそう!
「3話目」
;女の子がおばあさんの為に魔女の家に行き、魔法の薬を作ろうとします。
悪い魔女なのだけれど、そこまで憎めない。
魔女の家が、魅力的でした。
「青い目と茶色い目」
;このお話、一番好きでした。
小学生の女の子には是非読んでもらいたいなぁ
外国の昔話の好きな小学生なら、読んで楽しい本です。
挿絵も作品に合っています。
最後はどれもハッピーエンド。
北欧らしい、可愛いおとぎばなしです! (2010/02/01) -
お話の内容はもう覚えてないのですが、本の世界観がとても素敵で、小学生の頃、何度も借りては夢中で読みました。GOOD!1
初めて読んだ外国の童話がこの本で、それまで日本の妖怪しか知らなかった小学生には、トロルという存在の在りよう?みたいなのがとても新鮮でした。
また読んでみたいので、復刊されたら嬉しいです。 (2009/02/01)
読後レビュー
全1件
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トロルが魅力的
約40年ぶりに読み返しました。
今回、一番印象的だったのは「ちびっこトロル」でした。初め冷淡だったトーレが優しさを取戻し、他の人を犠牲にするなら、自分が死んだ方がいいと「僕は誰も好きじゃない」と叫ぶ場面は感動的でした。トーレの命を救うためなら、自分の命を危険にさらすことを厭わないエーリンの健気さ、山姥トロルの賢明さ、子を思う母親トロルの優しさによって、トーレの命は救われます。
「青い目と茶色の目」のズルッペの強欲さには笑えました。マッツの欲のなさとの対比が面白かったです。
個性的な絵が物語にマッチしています。 (2011/08/02)
NEWS
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2006/11/07
『ノロちゃんのおとぎ話』(エディト・ウンネルスタード)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ゴロちゃん