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著者 | 東久邇宮稔彦 |
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出版社 | 東方書房 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2006/09/26 |
リクエストNo. | 35665 |
リクエスト内容
昭和22年4月初版発行。戦后最初の皇族内閣をつくった「稔彦王」の自伝。東久邇宮殿下の、優雅なフランス生活、陸軍が嫌いだったと云う陸軍将官時代等、皇族をやめたかったと云う破天荒な生き方が良く分かる一冊である。ボロの作業着を着ている殿下の写真が、とても素敵である。殿下のお蔭で終戦后の混乱が、何とか収まったのだと思う。終戦時や終戦直後の宮中や政府の秘話が非常に興味深い。ボロボロの官邸での秘話も面白い。当書には書かれていませんが、貧乏な幼少時代をおくった殿下は、その後、新興宗教の教祖に祭り上げられたり、露天商・ポン菓子業・喫茶店業をしては失敗したり、ニセの婚姻届を出されたりと、波乱万丈の人生を送り、明治~大正~昭和~平成を見届けて、平成二年に何と百二歳で歿されました。
フランスの思い出~和平への念願~布衣の使~終戦~大命を拝す~秩序の維持~マツカーサー元帥との会見~言論の自由~声を聞く~中国に詫びる~外人記者諸君~官邸の応接室~在職五十日~次代文明への理想
もし宜しければ、当方の他のリクエストも是非御高覧ください。御徒町:上野文庫にて入手(皇族関係書籍多数登録中) ※ 古書店での入手難易度 ★★★☆☆
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読後レビュー
NEWS
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2006/09/26
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とっぴぃ