1 票
著者 | 稲垣史生 |
---|---|
出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582810257 9784582830231 |
登録日 | 2006/07/15 |
リクエストNo. | 34575 |
リクエスト内容
城の一日は、早朝六つ刻(午前6時)の「もうー」で始まる。これは殿様が「もうお目覚めでござる。」というお小姓独特の略語である。今となっては何とも不可思議な大名生活、映画、TVでいいかげんに考証されている大奥生活を正確に再現してみた。そして、見るものに限りない郷愁をよびおこす、ふるさとの名城、百あまりを訪れてみた。
日本史家で、NHKドラマ「竜馬がゆく」や、「勝海舟」の時代考証も手がけた氏が、大名の一日を精細に再現し、その暮しぶりを解説する。藤森秀郎氏が手がけたカラー写真頁では、姫路城をはじめ、各地に残る百余りの城郭を紹介している。平凡社カラー新書25として1975年出版。152頁、定価は550円。
登録者の評価★★★★★★★★★☆
【目次】
◇カラー版8頁:日本の名城
■城の内外
抜殻だけを見るお城ブーム
武将顔から絵草子の殿様顔へ
スポーツの採点法によるB級殿様
◇カラー版24頁:ふるさとの城61撰
■城の一日:午前
早朝六つ刻(午前6時)殿お目覚め
五つ刻(午前8時)側用人登城
四つ刻(午前10時)家老登城
九つ刻(正午)殿ご昼食
◇カラー版32頁:国宝-姫路城のすべて ふるさとの城55撰
■城の一日:午後
九つ半(午後1時)殿ご政務
八つ刻(午後2時)殿お遠乗り
夕七つ刻(午後4時)七つ口閉じる
暮六つ刻(午後6時)殿ご入浴
夜五つ半(午後9時)殿奥御殿へ
■城の一年
■お家騒動の話
■コラム:大名よもやま話
投票コメント
全1件
-
城の一日を実況的に解説したユニークな本。復刊の際は写真製版を向上させて欲しい。 (2006/07/15)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
-
2006/07/15
『日本の城 大名の生活と気風』(稲垣史生)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
箱崎 津郎