探検家スヴェン・ヘディン（1865‐1952）が訪問先のアジア各国で描いた鉛筆による素描画集。ヘディンの生誕100年を記念して1965年にスウェーデンで出版されたものを改訂したもので、1980年に出版された。ヘディンの描いた素描は約4000点以上あるといわれており、本書にはそのなかから241点を選んで収めてある。風景、動物、人物が多く書かれており、精密な描写が素晴らしく、資料的にも価値が高い。A4判ハードカバーで182頁、定価は6800円。

Sven Hedin som tecknare
Till hundraarasminnet av Sven Hedins fodelse
Under medverkan av Gosta Montell och folke Holmer
Copyright Generalstabens Litografiska Anstalts Forlag och Sven Hedins Stiftelse, Stockholm 1964

This book is published in Japan by arrangement with Generalstabens Litografiska Anstalts Forlag och Sven Hedins Stiftelse through ORION PRESS, Tokyo, Japan.

オーナー評価★★★★★★★★★★

【テキスト目次】

まえがき（ヨースタ・モンテル）

序章

バラバニーのタタール人　ペルシアを横断して　メシェドへの旅　メルヴとブハラ　サマルカンド　カシュガルへ　パミール　東トルキスタンとロプ・ノール　北チベット　北京へ　砂漠、野生ラクダの土地　チベット　ラダク　双峰ラクダ　ダシト・イ・カビール砂漠の横断　ペルシアの人種型　ラダク　タシ・ルンポ僧院　シガツェの人々　トランスヒマラヤ　チベット人　チベットの僧院　バグダッド　バビロンとモスール　エルサレム

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