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著者 | 粟津則雄 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582810653 |
登録日 | 2006/06/21 |
リクエストNo. | 34313 |
リクエスト内容
刈り込まれた柳が並ぶヌエネン、はね橋の残るアルル、オワーズ河のほとりにひっそりと教会の立つオーヴェール。それらの地には、恋に破れ、神に見放され、ついに行き着いた絵画の世界で、短い生を炎と燃やした画家の悲痛な叫びが谺する。「愛とは何か、生きるとは何か、人間とは何か?」己の存在理由を問いつづけたゴッホの声が聞こえる。
美術評論家、粟津則雄氏が、写真家の長野重一氏とともにゴッホゆかりの地を訪ね、ゴッホの創造の秘密を探る。平凡社カラー新書65として1977年出版。144頁、定価は550円。
登録者の評価★★★★★★★★☆☆
【目次】
◇カラー版8頁:墓地に立つアカシア~ズンデルト、ロンドン
■幻の鴉の群-オーヴェール・シュル・オワーズ
■己の存在理由-ズンデルト、ロンドン
◇カラー版16頁:実を結ばない無花果~ボリナージュ、エッテン、ハーグ 土にまみれた馬鈴薯~ヌエネン
■生の最低地点に-ラムズゲイト、アイルワース
■「ああ、いつまで続くのか」‐ボリナージュ
■娼婦クリスチン-ハーグ
■一匹の犬-ヌエネン
◇カラー版8頁:壺のなかの花~アントワープ、パリ
■光と色彩と-アントワープ、パリ
◇カラー版32頁:燃える向日葵~アルル 渦巻く糸杉~サン・レミ 熟れた麦~オーヴェール・シュル・オワーズ
■内面と外部の対応-アルル
■黒い炎-サン・レミ
■光の中の死-オーヴェール・シュル・オワーズ
投票コメント
全1件
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80年代に「ゴッホ紀行」として再版されましたが、こちらのほうがコンパクトにまとめられていると思います。復刊の際は写真製版を向上させて欲しい。 (2006/06/21)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2006/06/21
『ゴッホの旅』(粟津則雄)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎