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著者 | 松井孝爾 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582810745 |
登録日 | 2006/06/13 |
リクエストNo. | 34233 |
リクエスト内容
ヘビは、あるときは神とされ、あるときは悪魔の使いとされた。足のない独特な形と毒の神秘が、人間に畏敬の念を抱かせたのだろう。しかし、彼らは本来、獲物以外との無用な闘争はできるだけ避け、片隅でひっそりと生きる平和主義者なのだ。私は、彼らについてのさまざまな誤解を解き、生物としての実際の姿を人々に知って欲しいと願っている。
世界各地のヘビを紹介し、その知られざる生態の秘密を探る。ラス・キニー氏、今泉忠明、桜井淳史、鈴木博氏と著者が手がけた写真も豊富で、小図鑑としても有用な一冊。平凡社カラー新書74として1977年出版。144頁、定価は550円。
登録者の評価★★★★★★★★★☆
【目次】
◇カラー版8頁:孤独な生きもの
■孤独な森の住人たち
独り者 クチナワからウワバミへ 善と悪としてのシンボルとして
◇カラー版56頁:世界のヘビ99種
■ヘビの世界
ベールにつつまれたヘビの起源 ヘビの祖先は地中生活者? 長すぎるものたち ドライブを楽しんだインドニシキヘビ 足なしヘビの足 運動のバリエーション 問題になる足の行動 ヘビのようなアシナシトカゲ 気がすすまぬコブラ踊り 50メートル大蛇論争 虹のように輝く体鱗 蛇神の国 ウワバミ考 ツチノコ考 ヘビ食いヘビと卵呑みヘビ 毒牙の発達 毒蛇の世界ランキング クレオパトラを咬んだヘビ 珊瑚礁に群れる海のコブラ 平和主義者のおどしの手段 隠れる工夫、目立つ工夫 三次元赤外線レーダーの威力
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読後レビュー
NEWS
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2006/06/13
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cochon1972