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著者 | 村井康彦 |
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出版社 | 平凡社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784582810066 |
登録日 | 2006/06/05 |
リクエストNo. | 34131 |
リクエスト内容
京都の東山や鴨川のような山河があり、しっとりした雰囲気のある町。ディスカバー・ジャパンが作り出す小京都は数多い。だが、真の小京都があるならば、それは室町・戦国の武将たちが抱いた京への憧れ、あるいは公家が想った京への郷愁がついには見果てぬ夢と消えた、彼らの執念の地ではなかったか。日本各地に残る「小京都」発見の旅に出よう。
地方の豪族たちが西の京を目指して作り上げた町を巡る歴史紀行。著者をはじめ、渡部雄吉、岡田憲佳、小西晴美、細江光洋による多数のカラー写真も美しく、資料的価値も高い。絵地図は山県和彦氏。平凡社カラー新書6として1975年出版。143頁で550円。
登録者の評価★★★★★★★★★☆
【目次】
◇カラー版8頁:京へのあこがれ
■真の小京都へ(村井康彦)
小京都の条件 ディスカバー・ジャパンと小京都 歴史的存在としての小京都
◇カラー版16頁:山陰の小京都~古き津和野
■小京都の系譜
遠の朝廷 新皇の王城 洛陽放遊客
■二つの小京都
土佐御所 三国司
◇カラー版16頁:公家の小京都-土佐中村、武家の小京都-山口
■洛中洛外図屏風
城下町と小京都 京様の町 京中図屏風
■公家の文化
公家の下向 三条西実隆 領国文化の育成
■鷺舞う都
大文字の送り火 鷺舞
◇カラー版8頁:鷺舞う都
■小京都の連環
血が結ぶ小京都 天下一統と小京都
■山里としての小京都-むすびにかえて
都の山里、鄙の山里
◇カラー版16頁:山陰の小京都-津和野の町
■津和野の人とこころ(平沢正夫)
津和野にはなにかがある 津和野の誇る人々 長州征伐と津和野藩 京都・山口・津和野 明治政府と津和野人 現代小京都への変身
■津和野ガイド
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読後レビュー
NEWS
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2006/06/05
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かまいたち