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著者 | 宮城音弥 |
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出版社 | 講談社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784061457027 |
登録日 | 2006/03/29 |
リクエストNo. | 33255 |
リクエスト内容
タバコとガンによる死亡率の関係が強調され、公共的な場所での嫌煙運動がすすめられている。たしかに、煙は空気を汚すし、栄養にもならない。人間にとってタバコは、害のみをもたらし、益するところはないと言い切れるのだろうか。作業能率や注意力にどんな作用を及ぼすのか。精神的なストレスを解消しているのではないか。ニコチンは体内でどんな働きをしているのか。体質や性格、吸い方や量、喫煙の条件と禁煙の必要な場合など、多面的に考察し、個人にとって社会にとっての喫煙の知恵を説く。
講談社現代新書として1983年出版。
オーナー評価★★★★★★★★★★
【目次】
第1章 タバコの魅力・タバコへの嫌悪-タバコの生物学的心理学
第2章 愛煙の系譜・嫌煙の系譜-タバコの文化心理学
第3章 タバコと精神活動-タバコの作業心理学
第4章 タバコと創造性-タバコと芸術心理学
第5章 タバコと性格-タバコの性格心理学
第6章 タバコとニコチン-タバコの生理学的心理学
第7章 タバコの習慣化-タバコの学習心理学
第8章 タバコと健康-タバコの臨床心理学
第9章 タバコと喫煙行動-タバコの行動心理学
投票コメント
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戦後日本を代表する心理学者による、喫煙者必読の書。自分の喫煙が正しいか確かめられます。よって、嫌煙者にもぜひ読んでいただきたい。ところで、以前の世界最長寿者であった泉重千代さんが喫煙者だったことを本書で初めて知りました。 (2006/03/29)GOOD!1
読後レビュー
NEWS
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2006/03/29
『タバコ・愛煙・嫌煙』(宮城音弥)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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箱崎 津郎