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著者 | 星野昌一 |
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出版社 | 乾元社 |
ジャンル | 専門書 |
登録日 | 2006/01/29 |
リクエストNo. | 32407 |
リクエスト内容
第二次世界大戦末期に刊行された建築新書の一冊。昭和19年9月初版。防空概論~防空偽装の基礎知識~防空偽装の基準~偽装の方法~偽装の実施~特殊物の偽装。「偽工事」技術が非常に不思議。又、国会議事堂を所々黒く塗ると、本当に上空からでは、周りの建物に溶け込んで良く分からなくなるのが興味深い。それにしても辺り構わずの大空襲・無差別爆撃の前には、偽装は全くの無力であったらしい。ちなみに米軍は国会に対しては、照準を正確に外していたので、国会の黒塗りも結果として無意味であった。そも、国会の周りの建物は殆ど灰燼に帰してしまったので、周りの建物に溶け込めない。現在は、軍事衛星で照準を合わせているので、こういった技術書はナンセンスになってしまったので、二度と刊行される事は無いであろう。であるからこそ当時の苦労を知るべきとして復刊して欲しい。もし宜しければ、当方の他のリクエストも是非御高覧ください。神保町にて入手(軍事書多数登録中) ※ 古書店での入手難易度 ★★★☆☆
投票コメント
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読後レビュー
NEWS
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2006/01/29
『防空と偽装』(星野昌一)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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あきつ