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著者 | ガブリエル・ローナイ |
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出版社 | 角川書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784047032620 |
登録日 | 2001/02/03 |
リクエストNo. | 3006 |
リクエスト内容
十三世紀、世界の勢力地図を激しい勢いで塗り替えた、ハーン一族率いるモンゴル軍。その先鋒で一人のイギリス人が暗躍していたことはほとんど知られていない。彼は、マルコ・ポーロより半世紀以上も前に遥かモンゴルへ赴き、ついにはキリスト教世界を売った大罪人として遠い異郷の地で処刑された。著者は、この人物を不条理な運命に翻弄された時代の犠牲者として捉える。膨大な資料を渉猟し、歴史の闇に葬られた謎の人物を追いかけながら展開される、十字軍時代の一大歴史絵巻。
投票コメント
全10件
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最初にこの本が出版されてすぐに買い、一気に読み終えました。GOOD!1
面白かったので、もう一冊買って歴史好きな友人に「これ読め」と言ってプレゼント。
残りの一冊も同様に。
また入手できるだろうと思っていたものの、いつの間にか何年も過ぎていました。
もう一度読み直したい本です。 (2004/06/14) -
NHKの大河ドラマで、蒙古襲来を描いた北条時宗が放送されています。勿論、モンゴルの嵐が吹き荒れたのは、日本だけはありません。遠くヨーロッパでもモンゴルの脅威に曝されていました。ヨーロッパ・キリスト教社会が、モンゴルをどう捉えていたのか、本書は重要な参考文献です。 (2001/02/03)GOOD!1
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復刊を望む (2003/09/26)GOOD!0
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非常に面白そう。 (2003/04/02)GOOD!0
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モンゴル軍にいたイギリス人が誰だったのかを特定する過程はなかなか面白い。また、13世紀のイングランドからカラコルムに至る広大な地域の歴史的展開が比較的わかりやすく描き出されているのも良い。 (2002/07/11)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2001/02/03
『モンゴル軍のイギリス人使節』(ガブリエル・ローナイ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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ブルック