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著者 | 濱瀬元彦 |
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出版社 | 全音楽譜出版社 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784118850504 |
登録日 | 2005/01/21 |
リクエストNo. | 27663 |
リクエスト内容
厳密に言えば次の私の説明はかなり不足していることでしょう。
しかし誤解を恐れずに言えば、私が話を聴いて持った印象は
「物理的根拠を持った上方倍音列に立脚する西洋和声理論とは対照的に、人間の聴感覚に根拠を置いた下方倍音列に立脚して、和声理論で説明できなかったブルーノートの起源を説明した本」
というところです。
ともあれ、日本人による完全オリジナルな音楽理論書です。
投票コメント
全23件
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下方倍音列の是非はともあれ、実はリディアンクロマチックコンセプトの優良な解説本になっている。筆者は不本意かもしれませんが。GOOD!1
この手の理論書が絶版により変に神格化されるのもどうかと思うので、所有済みではありますが、復刊希望します。 (2013/05/12) -
在庫切れ状態の多い音楽書籍のなかにあって、本書はそれが文化的損失であり惜しいと思われるもののひとつです。GOOD!1
決して容易な内容ではありませんが、音楽の世界で真剣に遊ぶ人にとっては宝物となることでしょう。著者曰く、「調性のまったく新しい構図を示すことができた」とあるように、非常に独特な音楽イメージを読者に提供してくれます。
その人数の絶対数は決して多くはないでしょうが、「必要とされる人に読まれること」で生じる個人的&社会的インパクトは大きいと思います。 (2006/05/11) -
第一に、この本に対する欲求が私の周辺で大きいこと。GOOD!1
第二に、「音の親和性」などを利用して様々な作曲家の分析を行っているページを少しだけ拝見して関心を持ったこと。
第三に、興味を持っても手に入らないという喪失感が本書への飽くなき切望を生んでしまったという、心理学的な問題です(笑) (2005/01/21) -
内容に非常に興味があるため。 (2010/02/02)GOOD!0
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『東京大学のアルバート・アイラー-キーワード編』でもゲストとして講義されている濱瀬氏の著作。バークリーメソッド以降の最先端の音楽理論の研究書として貴重な一冊だから。 (2009/10/30)GOOD!0
読後レビュー
タイトル | 価格 | サイト |
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ブルーノートと調性 インプロヴィゼーションと作曲のための基礎理論(CD付) | 6,380円 | アマゾン |
NEWS
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2023/12/15
『ブルーノートと調性 インプロヴィゼーションと作曲のための基礎理論(CD付)』(濱瀬元彦)の注文を開始しました。 -
2005/01/21
『ブルー・ノートと調性―インプロヴィゼーションと作曲のための基礎理論』(濱瀬 元彦)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
復刊リクエスト投票であなたの思いを形にしましょう!
Bakarasche