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著者 | シュムペーター 著 / 木村元一 小谷義次 訳 |
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出版社 | 岩波書店 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784003414743 |
登録日 | 2004/10/23 |
リクエストNo. | 26514 |
リクエスト内容
第一次大戦の終結まぢか,空前の公債累積にあえぐオーストリアの現状を眼前にしたシュムペーターが,財政の側面から国家の本質・形態・運命の把握を試みた財政社会学の基本的文献.自由経済社会を前提とする租税国家の姿を中世以来の歴史の流れの中に探究し,資本主義の衰退とそれにつづく社会主義への展望を明らかにする.
投票コメント
全7件
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財政赤字が膨らむ中、国家財政の基本を高い水準で教えてくれる基本文献だと思うからです。GOOD!1
ただ、歴史用語(それ自体も読む価値ありと思います)等、若干の解説がないと、薄い本とはいえ、
理解を阻むことも確かですね。M.WEBERの「社会学の方法」や
「プロテスタンティズム・・」同様、詳しい解説があれば、もっと普及するのかも?とも思いますが・・。 (2006/02/04) -
「資本主義にとって不況は適当なお湿りなのです」と喝破したシュンペーターの著作です。経済学者が刊行する一般向けの啓蒙書に参考文献として挙げられたりします。累積する国債を抱えるどこぞの島国にとっても基礎文献です。同時代を生きたケインズとの不仲は有名な話。 (2004/10/23)GOOD!1
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財政社会学を学ぶ上で、絶対必要な基盤になると思うので。 (2009/12/29)GOOD!0
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古典的名著です。 (2008/02/24)GOOD!0
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資本経済社会についての古典で、学生にとって基本の1冊になってほしいから (2007/10/13)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/10/23
『租税国家の危機』(シュムペーター 著 / 木村元一 小谷義次 訳)の復刊リクエスト受付を開始しました。
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建つ三介