4 票
著者 | ジャック・ロシオ |
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出版社 | 筑摩書房 |
ジャンル | 専門書 |
ISBNコード | 9784480856180 |
登録日 | 2004/06/07 |
リクエストNo. | 24491 |
リクエスト内容
娼婦を中心に社会を見ようとした画期的な本です。ジャック・ロシオというフランスの学者が阿部謹也の指導のもとで完成させた研究だけあって、民俗学、社会学的視点から歴史を見るアナ-ル派の手法が冴えた本です。娼婦という存在が、時代や地域によってどれほど多様なものだったのか、また、女性の生活がいかに束縛と抑圧に満ちたものであったかということを実証的研究によって明らかにした本です。
投票コメント
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娼婦がどのようにして創出されたのか、その存在は社会からどのように見られていたのか、女性はなぜ娼婦になるのか、といった社会学、ジェンダー学的考察に関心を抱く人々にとって、必読の書と思われるので、ぜひ、復刻してください。 (2004/06/07)GOOD!1
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学芸文庫あたりで復刊してもらえないだろうか。 (2007/08/27)GOOD!0
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史料が少なく、研究対象になりづらい『娼婦』を、学術的に考察した稀有な本です。ぜひ復刊をお願いします。 (2004/06/14)GOOD!0
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日本の遊女について調べています。西洋のものですが、面白そうなので読んでみたいと思います。 (2004/06/14)GOOD!0
読後レビュー
NEWS
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2004/06/07
『中世娼婦の社会史』(ジャック・ロシオ)の復刊リクエスト受付を開始しました。
復刊実現の投票はあなたの投票から。
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yokko2004